特許
J-GLOBAL ID:200903029195800379

ピストンリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 健一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-213526
公開番号(公開出願番号):特開平11-172413
出願日: 1998年07月13日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 耐スカッフ性と耐摩耗性とを兼ね備えたピストンリングを提供する。【解決手段】 ピストンリング1の全表面にガス窒化層2を形成し、外周面のガス窒化層2上に硬質皮膜3を0.5〜10μmの厚さで形成する。硬質皮膜3はSi、Ti、W、Cr、Mo、Nb、Vの群から選ばれた1又は2以上の元素の炭化物が分散しているダイヤモンドライクカーボンから形成されている。ダイヤモンドライクカーボンは、1.アモルファス炭素構造、2.ダイヤモンド構造を一部有するアモルファス炭素構造、3.グラファイト構造を一部有するアモルファス炭素構造の何れかの形態をとる。上記元素の含有比率は原子%で5〜40%、硬質皮膜3の硬度はHV700〜2000の範囲内にある。ガス窒化層2に代えて、Crめっき皮膜あるいはイオンプレーティング皮膜4でもよい。硬質皮膜3はピストンリング1の外周面に10〜30μmの厚さで直接形成してもよい。
請求項(抜粋):
硬質皮膜が外周面に形成されているピストンリングにおいて、前記硬質皮膜はSi、Ti、W、Cr、Mo、Nb、Vの群から選ばれた1又は2以上の元素の炭化物が分散しているダイヤモンドライクカーボンから形成されていることを特徴とするピストンリング。
IPC (5件):
C23C 14/06 ,  C23C 28/00 ,  C23C 28/04 ,  F02F 5/00 ,  F16J 9/26
FI (5件):
C23C 14/06 B ,  C23C 28/00 B ,  C23C 28/04 ,  F02F 5/00 F ,  F16J 9/26 C
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平3-260362
  • 硬質炭素膜被覆部材およびその製法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-099588   出願人:京セラ株式会社
  • 特開昭63-140084
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