特許
J-GLOBAL ID:200903029276597403

高能率切削で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-218826
公開番号(公開出願番号):特開2001-038504
出願日: 1999年08月02日
公開日(公表日): 2001年02月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】高能率切削で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】WC基超硬合金基体の表面に、下部層、中間層、および上部層からなる硬質被覆層を3〜35μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる被覆超硬工具にして、(a)上記下部層を、それぞれ0.1〜20μmの平均厚のTi化合物で構成し、(b)中間層を、1〜15μmの平均厚を有し、Al2 O3の素地にK、ZrO2が分散相として分布した組織を有し、(c)上層部を?@0.1〜3μmの平均厚を有し、TiOX で表した最表面下地層と、?A0.05〜2μmの平均層厚を有し、TiN1-Y(O)Yで表わしたTi窒酸化物層からなる最表面層で構成する。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、下部層、中間層、および上部層からなる硬質被覆層を3〜35μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具にして、(a)上記下部層を、それぞれ0.1〜20μmの平均層厚を有し、かつ、Tiの炭化物層、窒化物層、酸化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、窒炭酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1種または2種以上からなるTi化合物層で構成し、(b)上記中間層を、1〜15μmの平均層厚を有し、かつ酸化アルミニウムの素地に、酸化アルミニウムとの合量に占める割合で、0.1〜10重量%の酸化ジルコニウムが分散相として分布した組織を有する酸化アルミニウム主体層で構成し、(c)上記上部層を、?@0.1〜3μmの平均層厚を有し、かつ、組成式:TiOX、で表わした場合、X:Tiに対する原子比で1.2〜1.7、を満足するTi酸化物層からなる最表面下地層と、?A0.05〜2μmの平均層厚を有し、かつ、組成式:TiN1-Y(O)Y、で表わした場合(ただし、括弧内のOは上記最表面下地層からの拡散酸素を示す)、Y:Tiに対する原子比で0.01〜0.4、を満足するTi窒酸物層からなる最表面層で構成したこと、を特徴とする高能率切削で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C23C 14/06 ,  C23C 16/30
FI (4件):
B23B 27/14 A ,  B23P 15/28 A ,  C23C 14/06 P ,  C23C 16/30
Fターム (29件):
3C046FF03 ,  3C046FF10 ,  3C046FF17 ,  3C046FF19 ,  3C046FF22 ,  3C046FF25 ,  4K029AA04 ,  4K029BA41 ,  4K029BA44 ,  4K029BA48 ,  4K029BA54 ,  4K029BA55 ,  4K029BA60 ,  4K029BB02 ,  4K029BC00 ,  4K029BD05 ,  4K029EA01 ,  4K030BA18 ,  4K030BA35 ,  4K030BA36 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BA46 ,  4K030BB12 ,  4K030CA03 ,  4K030JA01 ,  4K030LA01 ,  4K030LA22
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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