特許
J-GLOBAL ID:200903029329179412

車両用駆動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-278067
公開番号(公開出願番号):特開平10-122005
出願日: 1996年10月21日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 いわゆるDレンジストールでのトルクコンバータの過熱を防止すると共に、ストール状態が終了したときの急発進を防止する。【解決手段】 自動変速機がDレンジ等の走行レンジにあり、かつストール状態(車速VSP≒0)であり、かつエンジン回転数NEが所定値以上であることを条件として、スロットル開度を全閉に制御して、エンジン出力を低減することにより、トルクコンバータの過熱を防止する。一方、ブレーキが解除されて、車速VSPがストール状態判定車速を超えると、エンジン出力を要求値に戻すが、このときは、アクセル開度又はエンジン回転数に基づく戻し速度に従って、スロットル開度を徐々に増大させて、エンジン出力を要求値まで徐々に戻すことにより、急発進を防止する。
請求項(抜粋):
エンジンの出力側にトルクコンバータを有する自動変速機を備える車両において、自動変速機が走行レンジにあるか否かを検出する走行レンジ検出手段と、トルクコンバータの入力側が回転していて出力側がほぼ停止しているストール状態を検出するストール状態検出手段と、少なくとも自動変速機が走行レンジにあり、かつ前記ストール状態であることをエンジン出力低減条件として、その成立の有無を判定する条件判定手段と、前記条件の成立中、エンジン出力を要求値より低減するエンジン出力低減手段と、前記条件が解除されたときに、運転状態検出手段により検出される車両の運転状態に基づいて、エンジン出力の戻し速度を決定する戻し速度決定手段と、前記条件が解除されたときに、前記戻し速度に従って、エンジン出力を要求値まで徐々に戻すエンジン出力戻し手段と、を設けたことを特徴とする車両用駆動力制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/02 ,  B60K 41/06 ,  F02D 9/02 341 ,  F02D 41/04 310
FI (4件):
F02D 29/02 C ,  B60K 41/06 ,  F02D 9/02 341 Z ,  F02D 41/04 310 G
引用特許:
審査官引用 (3件)

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