特許
J-GLOBAL ID:200903029394636162

ヘモグロビン観察装置及びヘモグロビン観察方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 圭介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-157022
公開番号(公開出願番号):特開2006-326153
出願日: 2005年05月30日
公開日(公表日): 2006年12月07日
要約:
【課題】ヘモグロビンと酸素との結合状態を広くマクロ的に観察できると共に、毛細血管内でヘモグロビンが酸素交換を行う瞬間のミクロな変化も観察できるヘモグロビン観察装置等を提供すること。【解決手段】等吸収波長を含む波長領域のうちの少なくとも2つの異なる第1の波長λ1の光と第2の波長λ2の光と観察対象物101に照射する光源部102R、102Lと、光源部102R、102Lにより照射された光の反射光に基づいて観察対象物101の像を取り込むイメージセンサ105と、イメージセンサ105からの信号に基づいて所定の演算を行う差動増幅器116と、演算処理された結果を表示するTVモニタ107とを有し、差動増幅器116は、第1の波長λの光における第1の反射光量または透過光量と、第2の波長λ2の光における第2の反射光量または透過光量との差分に基づいてヘモグロビンと酸素との結合状態を算出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ヘモグロビンと酸素との結合状態を吸収スペクトルに基づいて観察するためのヘモグロビン観察装置であって、 酸素と100%結合した状態の酸化ヘモグロビンの吸収スペクトルと、酸素を100%放出した状態の還元ヘモグロビンの吸収スペクトルとが交差する波長を等吸収波長とするとき、 前記等吸収波長を含む波長領域のうちの少なくとも2つの異なる第1の波長の光と第2の波長の光とをヘモグロビンを含む観察対象物に照射する光源部と、 前記光源部により照射された光の反射光または透過光に基づいて前記観察対象物の像を取り込む撮像部と、 前記撮像部からの信号に基づいて所定の演算を行う演算処理部と、 演算処理された結果を表示する表示部と、を有し、 前記演算処理部は、前記第1の波長の光における第1の反射光量または透過光量と、前記第2の波長の光における第2の反射光量または透過光量との差分に基づいて前記ヘモグロビンと酸素との結合状態を算出することを特徴とするヘモグロビン観察装置。
IPC (1件):
A61B 5/145
FI (1件):
A61B5/14 310
Fターム (5件):
4C038KK01 ,  4C038KL05 ,  4C038KL07 ,  4C038KX02 ,  4C038KX04
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公平5-88608号公報
  • 脳活動計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-108030   出願人:三菱電機株式会社
  • 脳活動計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-182334   出願人:三菱電機株式会社
審査官引用 (5件)
  • 代謝機能測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-174063   出願人:株式会社島津製作所
  • 脳活動計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-108030   出願人:三菱電機株式会社
  • 生体活動計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-144004   出願人:独立行政法人通信総合研究所
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