特許
J-GLOBAL ID:200903029412453712

ビーム和-チャンネル相関を用いた多重素子配列超音波スキャナに対するビーム形成遅延時間の補正

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-519122
公開番号(公開出願番号):特表平8-507951
出願日: 1995年01月17日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】伝送媒質内の音速の非一様性によるビーム形成時の遅延時間誤差を補正する、走査を行うための超音波作像システムが、多重チャンネル送信器と、受信器とを用いている。遅延時間誤差は、それぞれ1つの受信チャンネルにおけるチャンネル信号を、すべての受信チャンネル信号を合算することにより発生された基準ビーム和信号と相互相関させることによって測定される。この結果得られた遅延時間補正値は、送信器及び受信器の対応するチャンネルに加えられて、この後の像データの収集のときに遅延時間誤差を相殺する。
請求項(抜粋):
ビームに対する伝送媒質の伝搬速度の非一様性を補正するコヒーレント振動エネルギ・ビーム作像システムであって、 あるパターンに設けられた一組の配列素子を有している変換器配列であって、前記素子の各々は、送信モードの間に振動エネルギのパルスを発生すると共に受信モードの間に該素子に入射する振動エネルギに応答してエコー信号を発生するように、別々に動作可能である、変換器配列と、 該変換器配列に接続されており、送信モードの間に、方向決めされた送信ビームが発生されるように、前記配列素子の各々に対してそれぞれの送信遅延時間Tt,kを有する別々の送信信号パルスを印加するよう動作可能である送信器と、 前記変換器配列に接続されており、受信モードの間に、方向決めされた受信ビームが発生されるように、振動エネルギが入射したときに前記配列素子の各々により発生されるエコー信号をサンプリングすると共に該エコー信号のサンプルの各々にそれぞれ別々の受信遅延時間Tr,kを加えるよう動作可能である受信器と、 前記変換器配列内の各々の配列素子に加えられる送信信号パルスの送信遅延時間Tt,kを補正するために前記送信器に印加されると共に、前記エコー信号のサンプルの各々に加えられる受信遅延時間Tr,kを補正するために前記受信器に印加される遅延時間補正値Tc,kを前記受信器に応答して発生する補正手段とを備えたコヒーレント振動エネルギ・ビーム作像システム。
IPC (3件):
A61B 8/00 ,  G01B 17/00 ,  G01N 29/22 504
FI (3件):
A61B 8/00 ,  G01B 17/00 Z ,  G01N 29/22 504
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平4-117948
  • 超音波影像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-042134   出願人:富士通株式会社
  • 超音波エコーグラフによる物体の検査装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-171298   出願人:エヌ・ベー・フィリップス・フルーイランペンファブリケン
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