特許
J-GLOBAL ID:200903029427173783

振動水柱型消波堤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-355221
公開番号(公開出願番号):特開2001-172932
出願日: 1999年12月15日
公開日(公表日): 2001年06月26日
要約:
【要約】【課題】構造を大規模にすることなく、入射する不規則波の反射率を小さくし得る振動水柱型消波堤の提供をする。【解決手段】堤本体部4と透過壁体7との間に形成されるとともに透過壁体7の縦スリット6を介して外海2と連通する遊水室8が、積層状に配置される2つのL字形隔壁11、12で仕切られることにより、遊水室8内に、断面矩形状の流路13と、2つの断面L字形流路14、15とが形成されるとともに、各流路に、流路を形成する壁面同士を連結する棒状部材21が複数設けられ、さらに遊水室8と内海3とを連通させる複数の孔22が堤本体部4の下部に設けられたもの。
請求項(抜粋):
所定海域に配置されて外海側からの波を遮る堤本体部と、この堤本体部の外海側に配置されるとともに入射する波を消散する消波部とからなる振動水柱型消波堤であって、上記消波部が、上記堤本体部から所定距離はなれて配置されるとともに多数の孔が形成された板状の透過壁体と、この透過壁体と上記堤本体部との間に形成されるとともに透過壁体の孔を介して外海に連通される遊水室と、この遊水室内に配置されて、水平板状部と鉛直板状部とからなる断面L字形の複数の隔壁とを具備し、上記各隔壁が所定間隔をおいて積層状に配置されるとともに、各隔壁の水平部の端部が上記透過壁体に連結され、かつ鉛直部の上端部が海面の上方に突出されて上記遊水室を仕切ることにより、外海と連通する複数の流路が形成され、さらに堤本体部から内海側と遊水室とを連通させる複数の孔が堤本体部に設けられたことを特徴とする振動水柱型消波堤。
Fターム (1件):
2D018BA11
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 消波型ケーソン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-237187   出願人:大豊建設株式会社
  • 海底固定式透過型消波堤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-214274   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開平2-279813
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審査官引用 (4件)
  • 消波型ケーソン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-237187   出願人:大豊建設株式会社
  • 海底固定式透過型消波堤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-214274   出願人:三菱重工業株式会社
  • 特開平2-279813
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