特許
J-GLOBAL ID:200903029428676231

端末主導型移動通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲垣 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-130660
公開番号(公開出願番号):特開平10-322751
出願日: 1997年05月21日
公開日(公表日): 1998年12月04日
要約:
【要約】【課題】 現在通信で使用中の周波数が使用できない無線ゾーンに端末が移動する場合でも、ハンドオフを円滑に実行することができる端末主導型移動通信システムを提供する。【解決手段】 端末主導型移動通信システムは、複数の基地局無線装置28a、28bの内で、隣接する基地局無線装置28bの無線ゾーンBに存在する周波数のセルを有しない基地局無線装置28aに配設され、前記セルと同じ周波数を使用したパイロットチャネルを常時送信するパイロットチャネル送信部33と、通信中の端末11がパイロットチャネル送信部33からのパイロットチャネルを受信し、基地局制御装置12にソフトハンドオフの起動を要求したときに、パイロットチャネルを送信する基地局無線装置28aにはこのパイロットチャネルと同じ周波数のセルが存在しないことを判定する判定部44と、判定部44の判定結果に従って、ハードハンドオフの実行を指示するハードハンドオフ指示信号を、現在通信に使用している周波数を使って端末11に送信する指示信号送信部43とを備える。
請求項(抜粋):
上位局に接続された相互に隣接する複数の無線基地局を備え、各無線基地局は夫々、相互に周波数が異なるセルを複数個有する無線ゾーンを備え、無線基地局と通信中の端末が、隣接する無線基地局からの同一周波数のパイロットチャネルを受信しその受信レベルを測定することに基づいて、隣接無線基地局へのソフトハンドオフの起動を上位局に要求する端末主導型移動通信システムにおいて、前記複数の無線基地局の内で、隣接する無線基地局の無線ゾーンに存在する周波数のセルを有しない無線基地局に配設され、前記セルと同じ周波数を使用したパイロットチャネルを常時送信するパイロットチャネル送信手段と、前記通信中の端末が前記パイロットチャネル送信手段からのパイロットチャネルを受信し、上位局にソフトハンドオフの起動を要求したときに、前記パイロットチャネルを送信する無線基地局には該パイロットチャネルと同じ周波数のセルが存在しないことを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果に従って、ハードハンドオフの実行を指示するハードハンドオフ指示信号を、現在通信に使用している周波数を使って端末に送信する指示信号送信手段とを備えることを特徴とする端末主導型移動通信システム。
IPC (4件):
H04Q 7/34 ,  H04B 1/04 ,  H04Q 7/22 ,  H04Q 7/28
FI (4件):
H04B 7/26 106 A ,  H04B 1/04 M ,  H04B 7/26 107 ,  H04Q 7/04 K
引用特許:
審査官引用 (1件)

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