特許
J-GLOBAL ID:200903029463986448
位置標定に用いられる携帯端末及び位置標定システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-099762
公開番号(公開出願番号):特開2008-256559
出願日: 2007年04月05日
公開日(公表日): 2008年10月23日
要約:
【課題】直接波以外の位置標定信号により位置標定が行われるのを防ぎ、位置標定の精度を確保する。【解決手段】位置標定信号を受信して自身の現在位置を標定する携帯端末300において、位置標定信号の受信信号強度履歴1200を記録し、加速度センサ318等の検知値から求めた移動履歴を記録し、受信した位置標定信号の受信信号強度から第1自由空間損失を求め、受信信号強度履歴1200から位置標定信号の受信信号強度が最大となった位置である起点位置を求め、起点位置と移動距離/方向履歴とに基づいて、起点位置から現在位置までの距離を求め、求めた距離から位置標定信号の第2自由空間損失を求め、第1自由空間損失と第2自由空間損失とを比較することにより受信した位置標定信号が直接波であるか否かを判定し、直接波でないと判定した場合に受信した位置標定信号による位置標定を行わないようにする。【選択図】図11
請求項(抜粋):
自身の現在位置を標定するための無線信号である位置標定信号を受信する位置標定信号受信部と、
前記位置標定信号に基づいて自身の現在位置を標定する位置標定部と、
前記位置標定信号の受信信号強度を取得する回路と、
加速度センサと、
地磁気センサと、
前記位置標定信号の前記受信信号強度の履歴を前記位置標定信号の受信時刻に対応づけて記録した受信信号強度履歴を生成する受信信号強度履歴記録部と、
前記加速度センサ及び前記地磁気センサの検知値に基づいて、所定の時間間隔ごとの移動履歴を前記検知値の取得時刻に対応づけて記録した移動距離/方向履歴を生成する移動距離/方向履歴記録部と、
受信した前記位置標定信号の前記受信信号強度から、受信した前記位置標定信号の自由空間損失である第1自由空間損失を求める第1自由空間損失算出部と、
前記受信信号強度履歴から、受信した前記位置標定信号の受信信号強度が最大となった現在時刻から直近の時刻である起点時刻を特定する起点設定部と、
前記起点時刻と前記移動距離/方向履歴とに基づいて、前記起点時刻における自身の位置から自身の現在位置までの距離を求める移動距離算出部と、
前記移動距離に基づいて、前記位置標定信号の自由空間損失である第2自由空間損失を求める第2自由空間損失算出部と、
前記第1自由空間損失と前記第2自由空間損失とを比較して、受信した前記位置標定信号が直接波であるか否かを判定する自由空間損失比較部と、
を有し、
前記位置標定部は、前記自由空間損失比較部が、前記位置標定信号が直接波でないと判定した場合に、受信した前記位置標定信号による位置標定を行わないようにすること
を特徴とする位置標定に用いられる携帯端末。
IPC (3件):
G01S 5/12
, G01C 21/00
, H04Q 7/34
FI (3件):
G01S5/12
, G01C21/00 Z
, H04B7/26 106A
Fターム (25件):
2F129AA02
, 2F129BB05
, 2F129BB21
, 2F129BB26
, 2F129BB33
, 2F129BB45
, 5J062BB05
, 5J062CC14
, 5J062CC18
, 5J062DD23
, 5J062EE01
, 5J062FF01
, 5J062FF04
, 5J062FF06
, 5J062GG01
, 5J062HH05
, 5K067AA21
, 5K067EE02
, 5K067EE10
, 5K067FF02
, 5K067FF05
, 5K067FF16
, 5K067HH23
, 5K067JJ52
, 5K067JJ54
引用特許:
前のページに戻る