特許
J-GLOBAL ID:200903029508723974

自動車シート用リクライニングユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江藤 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-247053
公開番号(公開出願番号):特開2007-061120
出願日: 2005年08月29日
公開日(公表日): 2007年03月15日
要約:
【課題】 自動車シートのリクライニングに差動伝動機構を採用するものにおいて、内部機構を閉塞する手段を採ることにより、内部機構部品が外れて分解するのを防ぐと共に、ほこりやゴミの侵入付着を防止し、ユニット化、共通化を図るリクライニングユニットを提供すること。 【解決手段】 上記リクライニングユニットは、差動伝動機構によるシートバックの位置固定や傾倒動の作動に必須の、回転軸3の作動片部3aや楔板5,5 ́、欠円状ばね杆6などの内部機構が配設された、内歯車Aの内側面部A1と、内歯車Aの中央軸受筒部外周面1bと、外歯車Bの軸受輪内周面2cとの間の偏心空域4aを、外歯車B側の開口方向から外歯車Bに取付けられた閉塞板11により閉塞したものである。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
円盤状の内歯車と、この内歯車よりわずかには数の少ない円盤状の外歯車が一部で噛合された状態で、回転軸と、この回転軸に対する偏心軸部により軸支されていると共に、回転可能な状態で互いの周側部がブラケットにより一体状にリングかしめされ、偏心軸部の回転に伴なう一部噛合部位の移動による前記内歯車と外歯車の相対揺動回転により、シートクッションに対してシートバックの傾倒角度を調節せんとする差動伝動機構によるリクライニングユニットにおいて、 前記内歯車は、中央軸受筒部が、前記外歯車側から挿入された回転軸に回転可能に軸支され、前記外歯車は、内歯車の中央軸受筒部を包囲する中央孔を有し、 前記偏心軸部は、内歯車の内側面部と、中央軸受筒部の外周面と、外歯車の中央孔の内周面との間の偏心空域に配設された2枚の楔板と、この2枚の楔板のそれぞれを、互いに反対周方向となる打ち込み方向に付勢して、前記内歯車と外歯車の噛合部位を圧接させるばね杆と、 前記回転軸における外歯車側に形成された鍔部から内歯車の内側面部方向に突設され、この回転軸の回転に伴なって、前記楔板の打ち込み状態を解除すると共に、この楔板と共に回転して、前記内歯車と外歯車の噛合部位を回転伝達に適当な噛合状態とする作動片部とを備え、 しかも、前記回転軸の鍔部外側部位には、前記偏心軸部における外歯車側の開口を塞ぐ閉塞板がこの外歯車の外側に取付けられていることを特徴とする自動車シート用リクライニングユニット。
IPC (1件):
A47C 1/025
FI (1件):
A47C1/025
Fターム (5件):
3B099AA05 ,  3B099BA04 ,  3B099CA05 ,  3B099CA20 ,  3B099DA06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • リクライニング装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-192027   出願人:シロキ工業株式会社

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