特許
J-GLOBAL ID:200903029520281120

チャージポンプ回路、PLL周波数シンセサイザ回路、および移動体通信機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-131335
公開番号(公開出願番号):特開2000-323985
出願日: 1999年05月12日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】 電流バランスが崩れることによるローカル信号のリファレンスノイズが悪化するのを防止すること。【解決手段】 チャージポンプ回路60は、チャージポンプ出力電圧CPの変動により発生する上昇/下降のチャージポンプ出力電流IP(IUP,IDOWN)の変動分に対して、チャージポンプ出力電圧CP(制御電圧)に応じた補正電流IupH、IdownHを加えるためのCP電流補正回路90を備えている。これにより、チャージポンプ出力電流IPの変動分を抑制することができ、電流バランスを改善することができる。
請求項(抜粋):
PLL周波数シンセサイザ回路に使用されるチャージポンプ回路であって、位相比較器から供給される上昇指示信号に応答して、出力端子からループフィルタへ制御電流を流出して該ループフィルタを構成するコンデンサに電荷を充電し、前記位相比較器から供給される下降指示信号に応答して、前記ループフィルタから前記出力端子に制御電流を流入して前記コンデンサに蓄えられた電荷を放電することにより、前記出力端子から前記ループフィルタへチャージポンプ出力電圧を印加するチャージポンプ回路において、電源端子に接続され、該電源端子から上昇定電流を流す上昇定電流源と、該上昇定電流源と前記出力端子との間に接続され、前記上昇指示信号に応答して前記上昇定電流の前記出力端子への流出を制御する第1のトランジスタスイッチング手段と、接地端子に接続され、該接地端子へ下降定電流を流す下降定電流源と、該下降定電流源と前記出力端子との間に接続され、前記下降指示信号に応答して前記下降定電流の前記出力端子からの流入を制御する第2のトランジスタスイッチング手段と、前記出力端子と前記上昇定電流源と前記下降定電流源とに接続され、前記チャージポンプ出力電圧に応じて、前記上昇定電流源および前記下降定電流源に対して、それぞれ、前記上昇定電流および前記下降定電流の変動分に相当する上昇補正電流および下降補正電流を加える電流補正手段とを備え、前記チャージポンプ出力電圧のほとんどの全ての変動範囲において、前記上昇定電流および前記下降定電流の大きさを実質的に同一にしたことを特徴とするチャージポンプ回路。
IPC (3件):
H03L 7/093 ,  H03L 7/10 ,  H03L 7/18
FI (3件):
H03L 7/08 E ,  H03L 7/10 Z ,  H03L 7/18 Z
Fターム (16件):
5J106AA04 ,  5J106CC01 ,  5J106CC21 ,  5J106CC38 ,  5J106CC41 ,  5J106CC53 ,  5J106DD32 ,  5J106EE19 ,  5J106GG15 ,  5J106HH03 ,  5J106JJ08 ,  5J106KK03 ,  5J106KK26 ,  5J106PP03 ,  5J106QQ08 ,  5J106QQ09
引用特許:
審査官引用 (2件)

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