特許
J-GLOBAL ID:200903029532204520

有機性排液の好気性処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-192219
公開番号(公開出願番号):特開平9-038681
出願日: 1995年07月27日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 生物汚泥の沈降性を大きくして固液分離槽を小形化できるとともに、系内の汚泥濃度を高くすることができ、これにより高負荷処理が可能になり、汚泥の改質処理による減容化を行っても、曝気槽における汚泥令を長くして処理水質の低下を防止することができ、また無機質粒子の損失を少なくして高効率で処理を行うことができる有機性排液の好気性処理方法を得る。【解決手段】 曝気槽1に有機性排液5を導入して生物汚泥の存在下に好気性処理し、混合液を固液分離槽2に導入して固液分離し、分離液を処理液9として排出し、分離汚泥の一部11をオゾン処理等により改質処理し、返送汚泥とともに曝気槽1に返送する際、砂等の無機質粒子15と高分子凝集剤16を添加して、好気性微生物と無機質粒子を一体化させ、重質の生物汚泥を形成し、処理を行う。
請求項(抜粋):
有機性排液を曝気槽に導入して、好気性微生物を含む生物汚泥の存在下に好気性処理する好気性処理工程と、曝気槽の混合液を固液分離し、分離液を処理液として排出し、分離汚泥の少なくとも一部を曝気槽に返送する固液分離工程と、分離汚泥の一部を引き抜いて、この引抜汚泥を易生物分解性に改質する改質処理工程と、改質汚泥を曝気槽に返送する返送工程とを含む処理方法において、系内に比重1.5〜5の無機質粒子を曝気槽濃度として1,000〜20,000mg/lとなるように存在させて、好気性微生物と一体化させた生物汚泥を用いて処理を行うことを特徴とする有機性排液の好気性処理方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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