特許
J-GLOBAL ID:200903029535033467
耕耘機の耕耘制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-036821
公開番号(公開出願番号):特開平9-224410
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 耕耘装置の自動昇降制御に、車速制御を有機的に加味することにより、エンストを防止しながらもエンジン出力を無駄なく使える効率の良い耕耘制御装置を提供する。【解決手段】 耕耘装置を昇降させて設定耕深を維持する自動昇降制御手段Aと、エンジン回転数変動を加味して総合的に目標耕深値を制御する耕深補正制御手段Bとによる混合制御手段を備えた耕耘機において、エンジン回転数が設定範囲にあるように、エンジン回転数が高まると車速を速め、回転数が低くなると車速を遅める車速制御手段Cと、車速制御手段Cで現出される車速が、設定最大車速範囲外となる場合には、車速制御手段Cの作動に優先してエンジン回転数を低める又は高める方向にガバナー40を絞る又は開く省力制御手段Gとを設ける。
請求項(抜粋):
機体(9)に駆動昇降自在に連結されたロータリー耕耘装置(8)と、これの後部に備えられた接地追従しての上下揺動自在な後部カバー(16)と、該後部カバー(16)の上下揺動量を検出するカバーセンサ(18)と、前記耕耘装置(8)の目標耕深を設定する耕深設定手段(19)とを夫々設け、前記カバーセンサ(18)による検出値が前記耕深設定手段(19)で設定された目標値に合致するように、前記耕耘装置(8)の昇降駆動機構(10)を作動させる自動昇降制御手段(A)と、エンジン回転数を検出する回転数検出手段(20)を設け、前記自動昇降制御手段(A)の作動中におけるエンジン回転数の変化量が、予め設定された許容変化量範囲よりも回転数減少方向に大きくなると前記目標値を浅い側に補正し、かつ、前記許容変化量範囲よりも回転数増大方向に大きくなると前記目標値を深い側に補正するように制御する耕深補正制御手段(B)と、走行用変速装置(a)を変速操作自在な車速調節手段(24)と、エンジン回転数を設定する回転数設定手段(21)との連係により、エンジン回転数が高まると前記機体(9)の走行速度を速め、かつ、エンジン回転数が低くなると前記機体(9)の走行速度を遅くすることによって、エンジン回転数を前記回転数設定手段(21)の操作位置によって定まる所定回転数範囲内に維持する車速制御手段(C)と、前記機体(9)の走行速度を検出する速度検出手段(28)と、目標走行速度を設定する車速設定手段(29)とを備え、前記車速制御手段(C)によって現出される走行速度が、前記車速設定手段(29)で設定された走行速度範囲を超える場合には、前記車速制御手段(C)の作動に優先してエンジン回転数を低めるように制御する省力制御手段(G)と、を備えて成る耕耘機の耕耘制御装置。
IPC (3件):
A01B 63/114
, A01B 63/10
, A01B 63/112
FI (3件):
A01B 63/114
, A01B 63/10 Z
, A01B 63/112
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
耕耘装置の昇降制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-175857
出願人:株式会社クボタ
-
移動農機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-177538
出願人:ヤンマー農機株式会社
-
特開昭59-021301
前のページに戻る