特許
J-GLOBAL ID:200903029557688904
楕円曲線暗号におけるスカラー倍計算方法およびスカラー倍計算装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人湘洋内外特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-227926
公開番号(公開出願番号):特開2007-041461
出願日: 2005年08月05日
公開日(公表日): 2007年02月15日
要約:
【課題】 楕円曲線上の整数倍算とは異なる自己準同型写像Φを実行することができる楕円曲線を用いたスカラー倍計算装置において、高速性に優れた楕円曲線スカラー倍計算方法、及び、装置を提供する。【解決手段】 特性多項式Φ2-Φ+q(qは奇素数のべき)を持つ、定義体Fq上定義された楕円曲線上の整数倍算とは異なる自己準同型写像Φを実行することができる楕円曲線上の点とスカラー値からスカラー倍点を計算するスカラー倍計算装置において、スカラー値から第一の数値列であるΦ進展開を計算し、上記スカラー値のΦ進展開における隣り合う2桁を見て、あらかじめ定められた条件を満たさない場合にのみ、前記2桁、及び、前記2桁と隣り合う1桁、または2桁のそれぞれに対して演算を行うことによって、スカラー値から第二の数値列を計算し、前記第二の数値列、及び、前記楕円曲線上の点とからスカラー倍計算を実行することによって、高速演算を可能にする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
特性多項式Φ2-Φ+q(qは奇素数のべき)を持つ、定義体Fq上定義された楕円曲線上の整数倍算とは異なる自己準同型写像Φを実行することができる楕円曲線を用いて、スカラー値、及び、前記楕円曲線上の点とからスカラー倍点を計算する楕円曲線暗号におけるスカラー倍計算方法であって、
前記スカラー値を、第一の数値列(bn-1,bn-2,...,b0)(nは前記スカラー値を第一の数値列にエンコードした際の桁長)にエンコードする第一のステップと、
前記第一の数値列を、前記第一の数値列とは異なる第二の数値列にエンコードする第二のステップと、
前記楕円曲線上の点から事前計算テーブルを作成する第三のステップと、
前記第二の数値列、及び、前記事前計算テーブルから、前記スカラー倍点を計算する第四のステップと、を備えること
を特徴とするスカラー倍計算方法。
IPC (3件):
G09C 1/00
, H04L 9/32
, H04L 9/08
FI (4件):
G09C1/00 650A
, H04L9/00 675B
, H04L9/00 601C
, H04L9/00 601E
Fターム (7件):
5J104AA18
, 5J104AA25
, 5J104EA23
, 5J104EA29
, 5J104JA25
, 5J104LA03
, 5J104LA06
引用特許:
引用文献:
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