特許
J-GLOBAL ID:200903029597321710
遠心分離装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-203628
公開番号(公開出願番号):特開2004-041951
出願日: 2002年07月12日
公開日(公表日): 2004年02月12日
要約:
【課題】縦型ボウルを用い、懸濁液をボウルの下側の開口部から取り込む方式の遠心分離装置において、ボウルの回転軸の軸受機構に小径のベアリングを適用でき、また掻き取り板の加工・組立て精度を緩和する。【解決手段】ボウル8の筒軸から偏心した位置に開口部9側から回動軸15を立設させ、その回動軸15に単板の掻き取り板18を固定する。固液分離工程では掻き取り板18を筒軸側へ退避させ、固相の掻き取り工程ではボウル8の内壁面に堆積した固相に対して掻き取り板18の側端部(刃先)18aを徐々に抵触させる。ボウル8の回転軸7に掻き取り板の駆動軸を内嵌させる必要がないためにベアリング5,6に軸受内径の小さなものが適用でき、また、掻き取り板18が単板であるためにボウル8の内壁面との関係での加工・組立て精度が緩和される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
開口部を下側に設けた円錐円筒状又は円錐状の縦型ボウルをその筒軸回りに高速回転させ、懸濁液を前記開口部から前記ボウル内に導いた取込管を通じて前記ボウルの内壁面に吐出させながら懸濁液の固液分離を行う遠心分離装置において、
固液分離された後に前記ボウルの内壁面に堆積した固相を剥離して前記開口部から落下させる掻き取り機構が、
前記開口部の下側に設けた軸受部によって前記ボウルの筒軸から偏心した位置で同筒軸と平行に軸支されており、前記ボウル内の上位で挿入された回動軸と、前記回動軸に固定された平板であって、その側端部の平面形状が、前記回動軸の回転によってその板面が前記ボウルの筒軸を含む面と一致した状態で、前記ボウルの内壁面に沿った形状として形成された掻き取り板と、
固液分離工程では前記掻き取り板の側端部を前記ボウルの筒軸寄りに退避させ、固相の掻き取り工程では前記掻き取り板の側端部を前記ボウルの内壁面に徐々に接近させるように前記回動軸を回転させる回動軸駆動手段と、
固相の掻き取り工程で前記ボウルを低速回転で駆動するボウル駆動手段と
からなることを特徴とした遠心分離装置。
IPC (3件):
B04B1/02
, B23Q11/00
, C02F1/38
FI (3件):
B04B1/02
, B23Q11/00 U
, C02F1/38
Fターム (18件):
3C011BB32
, 4D037AA12
, 4D037AB02
, 4D037AB06
, 4D037BA28
, 4D057AA10
, 4D057AA11
, 4D057AB01
, 4D057AB03
, 4D057AC01
, 4D057AC06
, 4D057AD01
, 4D057AE02
, 4D057AF03
, 4D057BA03
, 4D057BC15
, 4D057CA05
, 4D057CB01
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
遠心分離機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-141665
出願人:株式会社日立製作所, 日立東京エレクトロニクス株式会社
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