特許
J-GLOBAL ID:200903029628883720

電子方位装置および記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-090347
公開番号(公開出願番号):特開2006-275523
出願日: 2005年03月28日
公開日(公表日): 2006年10月12日
要約:
【課題】外乱磁場の影響を受ける電子方位装置は、外乱磁場環境下では方位を正確に算出することができないという問題があった。特に、外乱磁場の影響を受けやすい歩行ナビゲーションで使用される携帯情報端末に組み込まれる電子方位装置は、小型化、省電力化が要求され、外乱磁場の影響を排除するための様々な手段を搭載することが困難であり、簡易な構成で外乱磁場の影響を排除することが望まれていた。【解決手段】2軸の傾斜センサのデータを利用して携帯情報端末の水平方向の姿勢変化を検出し、磁気センサと傾斜センサより算出された方位変化と姿勢変化とを比較し、姿勢変化と方位変化が一致しない場合には方位算出が無効であることを示す、方位判定無効信号を出力する構成および手段を用いる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
xyz軸方向の磁気ベクトルに相当する出力であるxyz3次元座標値を取得する機能を有するxyz軸に配置された磁気センサ手段と、 x軸と水平面のなすピッチ角βgと、y軸と水平面のなすロール角αgに相当する傾斜角の出力を取得する機能を有する傾斜センサ手段と、 前記xyz3次元座標値と、前記傾斜角に基づいて第1の方位を演算する方位演算手段と、 前記傾斜角から水平移動成分を抽出し、水平移動情報を出力する水平移動情報演算手段と、 前記第1の方位を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記第1の方位と、所定期間後に前記方位演算手段から出力された第2の方位との差から導き出される方位の変化と、前記水平移動情報とが一致しないときは、外部磁場環境が変化したものと判定し、方位無効信号を出力する外部磁場環境判定手段と、 を備えることを特徴とする電子方位装置。
IPC (2件):
G01C 17/38 ,  G01R 33/02
FI (2件):
G01C17/38 S ,  G01R33/02 L
Fターム (3件):
2G017AA03 ,  2G017AB02 ,  2G017AB07
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3595048号公報 (第10頁、第1図)
  • 特許第3505494号公報 (第14頁、第3図)
審査官引用 (4件)
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