特許
J-GLOBAL ID:200903029632420602

マスターシリンダ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-513920
公開番号(公開出願番号):特表平11-512681
出願日: 1996年09月11日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】本発明では、マスターシリンダの圧力平衡および補給機能を確実に達成するために、スリット(40)として形成された供給通路が設けられている。このスリット(40)はブレーキ装置のエア抜き時の圧力平衡および補給を確実に行うために充分である。スリットはその横断面が大きいので、多量の液体流れを可能にする。この液体流れは例えば自動的に制動を開始するブレーキ装置の場合に、そのポンプに液体を供給するために必要である。
請求項(抜粋):
1,特に液圧式自動車ブレーキ装置のためのマスターシリンダであって、マスターシリンダのケーシング(1)内で圧力室(15)が可動のピストン(13)によって画成され、このピストンがケーシング(1)内に固定配置されたシール要素(11,12)によって、圧力室(15)と供給室(21)に対してシールされ、ピストンが1つまたは複数の供給通路(20,40)を備え、この供給通路がピストン(13)のリセット位置で圧力室(15)と供給室(21)を接続し、ピストンの操作位置でこの圧力室(15)と供給室(21)を互いに分離する、マスターシリンダにおいて、ピストン(13)の周方向に延びる1つまたは複数のスリット(40)が供給通路(20)として設けられていることを特徴とするマスターシリンダ。2.スリット(40)がピストン(13)の外面を周方向に延びる溝(41)の溝底(42)に開口していることを特徴とする請求項1記載のマスターシリンダ。3.周方向に延びる溝(41)が平らな側面(43)を有することを特徴とする請求項2記載のマスターシリンダ。4.スリット(40)がピストン中心軸線に対して垂直な切断平面においてウェブ(44)によって分離され、スリットに対するこのウェブの画成線(45)が丸くなっていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のマスターシリンダ。5.スリット(40)がピストン中心軸線に対して垂直な切断平面においてウェブ(44)によって分離され、スリット(40)に対するこのウェブの画成線(45′)が真っ直ぐであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のマスターシリンダ。6.ピストン(13)が金属からなっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のマスターシリンダ。7.ピストン(13)が合成樹脂からなっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載のマスターシリンダ。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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