特許
J-GLOBAL ID:200903029700143124

座標入力装置及び座標入力装置の入力システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早崎 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-276143
公開番号(公開出願番号):特開平9-097133
出願日: 1995年10月02日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 タブレットポインタ(5)にマウス特有の操作モード判別のための判別手段を設けることなく、タブレットシート(6)の操作によりマウス特有の操作モードとすることができるタブレットポインタとタブレットポインタ入力システムを提供する。【解決手段】 タブレットシート(6)の押圧若しくは押圧解除のタイミングでダミーデータをパーソナルコンピュータへ出力する。ダミーデータは、相対移動量がないことを示すデータ構成され、他のデバイスドライバからは出力されないタイミングで出力されるので、パーソナルコンピュータのデバイスドライバー(4)において、他のデバイス出力データと識別することができる。デバイスドライバー(4)は、ダミーデータの出力回数、タイミングからマウス特有の操作を表す疑似操作モードを判別し、マウスからこの操作モードに対応する入力がなされたものとして、オペレーティングシステム(2)若しくはプログラム(3)へ位置情報とマウススイッチ情報を送出する。
請求項(抜粋):
マウスからパーソナルコンピュータ(1)に出力されたマウス出力データを入力し、マウス出力データに含まれたマウス相対移動データとマウススイッチステータスデータをもとに、それぞれカーソル制御のための位置情報とマウススイッチ情報を形成し、パーソナルコンピュータ(1)において起動されたオペレーティングシステム(10)若しくはプログラム(3)へ位置情報とマウススイッチ情報を送出するデバイスドライバー(4)と、タブレットシート(6)を備え、タブレットシート(6)の押圧位置データを含むデバイス出力データをマウス出力データと同一のデータフォーマットでパーソナルコンピュータ(1)へ出力する座標入力装置(5)とからなり、デバイスドライバー(4)にマウス出力データとしてデバイス出力データを入力し、タブレットシート(6)の押圧位置データをもとにカーソル制御のための位置情報を形成して、座標入力装置(5)でパーソナルコンピュータ(1)のディスプレーに表示されたカーソルの移動を制御する座標入力装置の入力システムにおいて、座標入力装置(5)は、直前にパーソナルコンピュータ(1)に出力されたデバイス出力データの押圧位置データを、相対移動量がないことを示す押圧位置データに置き換えたダミーデータとするダミーデータ形成手段を備え、タブレットシート(6)が押圧されたとき、若しくは押圧が解除されたとき、又はその双方のタイミングで、少なくとも一回、ダミーデータをデバイス出力データとしてパーソナルコンピュータ(1)へ出力し、デバイスドライバー(4)は、ダミーデータを含む複数のデバイス出力データの入力パターンが予め定められた疑似操作モードの入力パターン条件のいずれかを満たすときに、該疑似操作モードに相当する一連の仮想マウス出力データが入力されたものとみなし、この一連の仮想マウス出力データに含まれるマウススイッチステータスデータを該疑似操作モードにおいて変化する疑似マウススイッチステータスデータで形成したことを特徴とする座標入力装置の入力システム。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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