特許
J-GLOBAL ID:200903029731165193

シクロオレフィンコポリマーの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-016541
公開番号(公開出願番号):特開平6-271628
出願日: 1994年02月10日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明はシクロオレフィンコポリマーの製造法を提供する。【構成】 式【化1】(式中、R16はシクロペンタジエニルであり、R17はインデニルである)で示される非対称メタロセン化合物と助触媒とを含んだ触媒系の存在下で、多環式オレフィン、エチレン、ならびに必要に応じて非環式オレフィンおよび/または単環式オレフィンを重合させることによって、高い引張強さを有する透明なシクロオレフィンコポリマーが得られる。
請求項(抜粋):
式XI【化1】(式中、M1はチタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオブ、またはタンタルであり、R14とR15は同一または異なっていて、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10アルコキシ基、C6〜C10アリール基、C6〜C10アリールオキシ基、C2〜C10アルケニル基、C7〜C40アリールアルキル基、またはC8〜C40アリールアルケニル基であり、R18は【化2】=BR19、=AlR19、-Ge-、-Sn-、-O-、-S-、=SO、=SO2、=NR19、=CO、=PR19、または=P(O)R19であって、このときR19、R20、およびR21は同一または異なっていて、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C10アルキル基、C1〜C10フルオロアルキル基、C6〜C10フルオロアリール基、C6〜C10アリール基、C1〜C10アルコキシ基、C2〜C10アルケニル基、C7〜C40アリールアルキル基、C8〜C40アリールアルケニル基、またはC7〜C40アルキルアリール基であるか、あるいはR19とR20またはR19とR21がそれぞれの場合においてそれらを連結している原子と一緒になって環を形成しており、M2はケイ素、ゲルマニウム、または錫であり、R16はシクロペンタジエニル基であり、そしてR17はインデニル基である)で示される少なくとも1種のメタロセンと少なくとも1種の助触媒とを含んだ触媒の存在下において、20〜150°Cの温度および0.01〜64バールの圧力にて、モノマーの全重量を基準として0.1〜99.9重量%の式I,II,III,IV,V,またはVI【化3】【化4】(式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6,R7,およびR8は同一または異なっていて、水素原子もしくは炭化水素基であり、このときそれぞれの式における同じ表示の基は異なった意味を有してもよい)で示される少なくとも1種の多環式オレフィン;モノマーの全重量を基準として0〜99.9重量%の式VII【化5】(式中、nは2〜10である)で示されるシクロオレフィン;モノマーの全重量を基準として0.1〜99.9重量%のエチレン;およびモノマーの全重量を基準として0〜99.9重量%の式VIII【化6】(式中、R9,R10,R11,およびR12は同一または異なっていて、水素原子もしくは炭化水素基である)で示される少なくとも1種の非環式1-オレフィン;を重合させることによってシクロオレフィンコポリマーを製造する方法。
IPC (4件):
C08F232/08 MNV ,  C08F 4/642 MFG ,  C08F 4/76 MFH ,  C08F210/00 MJR
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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