特許
J-GLOBAL ID:200903026736890156

シクロオレフィンポリマーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-016538
公開番号(公開出願番号):特開平6-271627
出願日: 1994年02月10日
公開日(公表日): 1994年09月27日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、粘度数の高いシクロオレフィンポリマーを提供することを目的とする。【構成】 本発明の方法は、アルミノオキサンおよび下記の式のメタロセン化合物:【化1】[式中、R16はフルオレニルまたはインデニルであり、R17はシクロペンタジエニルであり、架橋R18はケイ素を含む]を含む触媒系の存在下で、多環式オレフィンを、所望の場合には非環状オレフィンおよび/または単環状オレフィンとともに重合させることを特徴とする。
請求項(抜粋):
シクロオレフィンホモポリマーまたはシクロオレフィンコポリマーを製造する方法であって、全モノマー量に基づいて0.1〜100重量%の、下記の式(I)、(II)、(III)、(IV)、(V)または(VI)で示される少なくとも1つの多環式オレフィン:【化1】[式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびR8は、同一または異なり、水素原子または炭化水素ラジカルであり、ここで種々の式において同一のラジカルが異なる意味を有することが可能である];全モノマー量に基づいて0〜99.9重量%の、下記の式(VII)で示されるシクロオレフィン:【化2】[式中、nは2〜10の整数である];および全モノマー量に基づいて0〜99.9重量%の、下記の式(VIII)で示される少なくとも1つの非環状1-オレフィン:【化3】[式中、R9、R10、R11およびR12は、同一または異なり、水素原子または炭化水素ラジカルである]を、20〜150°Cの温度および0.01〜64barの圧力において、直鎖タイプの場合には下記の式(IX):【化4】および/または、環状タイプの場合には下記の式(X):【化5】[式(IX)および(X)において、R13はC1〜C6のアルキル基またはフェニルまたはベンジルであり、nは2〜50の整数である]で示されるアルミノオキサン、および下記の式(XI):【化6】[式中、M1はチタン、ジルコニウム、ハフニウム、バナジウム、ニオブまたはタンタルであり、R14およびR15は、同一または異なり、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C10のアルキル基、C1〜C10のアルコキシ基、C6〜C10のアリール基、C6〜C10のアリールオキシ基、C2〜C10のアルケニル基、C7〜C40のアリールアルキル基またはC8〜C40のアリールアルケニル基であり、R16はフルオレニル基またはインデニル基であり、R17はシクロペンタジエニル基であり、R18は下記のいずれかの基:【化7】(式中、M2はケイ素であり、R19、R20およびR21は、同一または異なり、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C10のアルキル基、C1〜C10のフルオロアルキル基、C6〜C10のフルオロアリール基、C6〜C10のアリール基、C1〜C10のアルコキシ基、C2〜C10のアルケニル基、C7〜C40のアリールアルキル基、C8〜C40のアリールアルケニル基またはC7〜C40のアルキルアリール基であり、あるいはまた、それぞれの場合において、R19とR20、またはR19とR21は、これらに結合する原子とともに環を形成する)である]で示されるメタロセンを含む触媒の存在下に重合させることを特徴とする方法。
IPC (4件):
C08F232/08 MNV ,  C08F 4/642 MFG ,  C08F 4/76 MFH ,  C08F210/00 MJR
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る