特許
J-GLOBAL ID:200903029737351924

同期電動機のベクトル制御方法及び同装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-294238
公開番号(公開出願番号):特開2004-096979
出願日: 2002年08月31日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】本発明は、永久磁石同期電動機の駆動制御方法及び同装置であって、回転子に装着されてきたエンコーダ等の位置検出器に起因する諸問題を解決すべく、これを必要としないベクトル制御方法及び同装置を新規に提供するものである。【解決手段】位相決定器12では、固定子電流と固定子電圧の信号を利用して最小次元状態オブザーバ12aを駆動する。最小次元状態オブザーバは、これに加えて、回転dq座標系の回転速度と回転子の速度推定値とを利用して、回転dq座標系上での回転子磁束位相を推定し、これを位相同期器12bへ向け出力する。位相同期器では、固定αβ座標系からみた回転子磁束位相推定値と、同微分値としての回転子速度推定値と回転dq座標系回転速度とを生成し出力する。この回転子磁束位相推定値を、位置検出器による位置信号に代わって、ベクトル制御に利用し、課題を解決している。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
トルク発生に寄与する固定子電流を、互いに直交するd軸とq軸で構成される回転dq座標系上のベクトル信号として捕らえ制御する電流制御工程と、回転dq座標系の位相を決定する位相決定工程とを有する同期電動機のベクトル制御方法であって、 回転子磁束の位相の推定値を該回転dq座標系の位相決定に利用できるように、回転子磁束あるいは回転子磁束により発生した誘起電圧を推定対象とした、固定子電流と固定子電圧の信号により駆動される最小次元状態オブザーバ工程を、該位相決定工程が有するようにしたことを特徴とする同期電動機のベクトル制御方法。
IPC (2件):
H02P21/00 ,  H02P6/16
FI (2件):
H02P5/408 C ,  H02P6/00 321H
Fターム (23件):
5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560DA14 ,  5H560DB14 ,  5H560DC01 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560EB07 ,  5H560EC01 ,  5H560TT15 ,  5H560XA02 ,  5H560XA04 ,  5H576BB03 ,  5H576DD07 ,  5H576EE01 ,  5H576GG02 ,  5H576GG04 ,  5H576JJ01 ,  5H576JJ02 ,  5H576JJ04 ,  5H576LL14 ,  5H576LL22 ,  5H576LL39
引用特許:
出願人引用 (4件)
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