特許
J-GLOBAL ID:200903069325963030
同期電動機のベクトル制御方法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-270825
公開番号(公開出願番号):特開2002-051597
出願日: 2000年08月03日
公開日(公表日): 2002年02月15日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、同期電動機の駆動制御方法であって、回転子に装着されてきたエンコーダ等の突極位置角検出器に起因する信頼性、容積の増大、配線問題、各種コストの増大と言った諸問題を解決すべく、これを必要としないベクトル制御方法を新規に提供するものである。特に、ベクトル回転器のための回転信号である余弦、正弦信号を精度良くあるいは効率良く推定できるベクトル制御方法を提供するものである。【解決手段】 磁束ベクトル推定器12aでは、固定子の高周波電圧電流情報を用いて、固定子の高周波磁束ベクトルを、高周波電流ベクトルと同一方向をもつ同相磁束ベクトルと、高周波磁束べクトルと同相磁束ベクトルとの差として定めた鏡相磁束ベクトルとに2分した形で推定する。余弦正弦生成器12bでは、推定された同相、鏡相の両磁束ベクトルを用いてこれらの成す角の中間角の余弦及び正弦値を生成し、ベクトル回転器の回転信号として出力する。これにより、ベクトル制御の成立を図り、課題を解決している。
請求項(抜粋):
トルク発生に寄与する固定子電流を、ベクトル回転器によって指示された互いに直交するd軸とq軸で構成される回転dq座標系上で、電流ベクトルのd軸成分及びq軸成分として分割し制御する電流制御工程と、高周波電力を印加しこの電圧と電流情報を検出する工程とを有する同期電動機のベクトル制御方法であって、高周波電流に起因する固定子鎖交磁束の高周波成分を高周波磁束ベクトルとして捕らえ、該高周波磁束ベクトルを、高周波電流をベクトルとして捕らえた高周波電流ベクトルと同一方向をもつ同相磁束ベクトルと、該高周波磁束ベクトルと該同相磁束ベクトルとの差として定めた鏡相磁束ベクトルとに2分し、該同相磁束ベクトルと該鏡相磁束ベクトルとの成す角の中間角の余弦及び正弦の推定値を、該ベクトル回転器の回転信号として利用することを特徴とする同期電動機のベクトル制御方法。
IPC (2件):
FI (2件):
H02P 5/408 C
, H02P 6/02 341 N
Fターム (32件):
5H560BB04
, 5H560BB12
, 5H560DA14
, 5H560DA18
, 5H560DB20
, 5H560DC12
, 5H560EB01
, 5H560GG04
, 5H560TT08
, 5H560UA10
, 5H560XA04
, 5H560XA13
, 5H576BB03
, 5H576BB06
, 5H576DD02
, 5H576DD07
, 5H576DD09
, 5H576EE01
, 5H576GG02
, 5H576GG04
, 5H576HB01
, 5H576JJ03
, 5H576JJ04
, 5H576JJ08
, 5H576JJ22
, 5H576JJ26
, 5H576LL14
, 5H576LL18
, 5H576LL22
, 5H576LL34
, 5H576LL35
, 5H576LL41
引用特許:
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