特許
J-GLOBAL ID:200903029742155599

カーボンナノチューブの作製方法,電流制御素子及びその作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梶原 康稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-324145
公開番号(公開出願番号):特開2006-135187
出願日: 2004年11月08日
公開日(公表日): 2006年05月25日
要約:
【課題】 半導体基板中に、カイラリティ及びサイズが制御されたカーボンナノチューブの配列を作製し、電流制御特性の向上を図る。【解決手段】 SiCからなる半導体基板40上のマスク42に、リソグラフィによって微細な小孔44のパターンを形成した後、半導体基板40を真空化で加熱すると、前記小孔44内に露出した基板表面が分解して珪素原子が失われ、カーボンのキャップ構造46が生成する。更に、加熱を続けると、前記キャップ構造46から、前記半導体基板40を厚み方向に貫くように、カーボンナノチューブ18が成長する。得られたカーボンナノチューブ18は、ジグザグ型構造にカイラリティが制御されるとともに、チューブ径(サイズ)及び配列も制御されている。このようなカーボンナノチューブ18を導電部として利用することにより、電流制御素子の特性が大幅に向上する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
導電性の半導体層の少なくとも一部を、その両面側から絶縁層で挟み込んだ積層構造を有する基板と、前記積層構造を厚み方向に貫通する少なくとも一つ以上のカーボンナノチューブからなる導電部とを備えたことを特徴とする電流制御素子。
IPC (5件):
H01L 29/06 ,  B82B 3/00 ,  C01B 31/02 ,  H01L 29/66 ,  H01J 1/304
FI (5件):
H01L29/06 601N ,  B82B3/00 ,  C01B31/02 101F ,  H01L29/66 E ,  H01J1/30 F
Fターム (7件):
4G146AA11 ,  4G146BB23 ,  5C135AA09 ,  5C135AA15 ,  5C135AB07 ,  5C135HH03 ,  5C135HH04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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