特許
J-GLOBAL ID:200903029753531371
内燃機関の燃料噴射装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-069739
公開番号(公開出願番号):特開平6-299928
出願日: 1994年04月07日
公開日(公表日): 1994年10月25日
要約:
【要約】【目的】 高圧導管を介して噴射弁に接続された高圧収集室内に燃料タンクから燃料を送る燃料圧送ポンプを備えた内燃機関用の燃料噴射装置を改良して、一方では、共通の圧力室を充填する高圧ポンプ及び圧力導管システムに課せられる要求を著しく低め、他方では2000barまでの高い噴射圧を問題なく得ることができるようにし、しかも圧力発生装置と噴射箇所との間で経路に伴う損失が生じないようにする。【構成】 噴射圧力を2000barまで高めるために、噴射弁が増強弁29を有しており、この増強弁が噴射弁の弁部材49で軸方向にガイドされており、またこの増強弁は、その一方の端面49が、噴射口25に接続された噴射圧力室43を制限し、その他方の端面30が、高圧収集室に接続可能な作業室32を制限している。
請求項(抜粋):
内燃機関のための、燃料圧送ポンプ(1)を備えた燃料噴射装置であって、燃料を低圧室(3)から圧力調整可能な高圧収集室(9)へ送るようになっており、該高圧収集室(9)が、高圧導管(11)を介して、供給しようとする内燃機関の燃焼室内に突入する噴射弁(13)に接続されていて、該噴射弁(13)は、弁座と協働するピストン状の弁部材(49)をそれぞれ有しており、これら弁部材(49)は、その外周面の一部が弁ケーシングに設けられた孔内でガイドされていて、弁座(53)側に向けられた自由端部が、高圧導管(11)に接続された噴射圧力室(43)内に突入しており、該噴射圧力室(43)が、制御弁がはめ込まれている放圧導管(17)と高圧導管(11)とを介して低圧室(3)に接続可能な制御圧室(81)から分離されており、該制御圧室(81)の圧力が、弁部材(49)を閉鎖方向に負荷し、この場合に、弁部材(49)が、噴射圧力室(43)内に突入する部分で、制御圧室(81)に向かって横断面が大きくなる横断面増大部(52)を有しており、この横断面増大部(52)を介して、高圧下にある燃料が弁部材(49)を、制御圧室(81)の放圧時に弁座(53)から持ち上げるようになっている形式のものにおいて、噴射圧力弁(13)が、段付きピストンの形状の増強ピストン(29)を有しており、この増強ピストン(29)の直径の大きい方の部分の端面(30)で、高圧導管(11)に接続可能な第1の作業室(32)を制限していて、直径の小さい方の部分の端面(41)が、少なくとも間接的に噴射圧力室(43)に接しており、該噴射圧力室(43)が制御された弁を介して高圧導管(11)に接続可能であることを特徴とする、内燃機関の燃料噴射装置。
引用特許:
審査官引用 (9件)
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特開平3-237259
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特開平3-249372
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特開昭57-026261
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特開平1-159458
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特開平2-161165
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特開平1-285653
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蓄圧式燃料噴射装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-192290
出願人:日本電装株式会社
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蓄圧式燃料噴射制御装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-178315
出願人:日本電装株式会社
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特開平4-043853
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