【要約】【課題】 焼成中および運転時の熱応力による割れ、歪み、層間剥離や、界面抵抗の増大が避けられ、空気極における反応面積の増大により発電効率が改善された固体酸化物型燃料電池を構築する。【解決手段】 La
1-a A
a Ga
1-(b+c) B
b Co
c O
3 で示される酸化物イオン伝導体材料からなる電解質層と、La
1-d A
d CoO
3 で示される電子伝導体材料からなる空気極層を、好ましくはLa
1-e A
e Ga
1-(f+g) B
f Co
g O
3 で示される電子イオン混合伝導体材料からなる中間層を間に挟んで、積層し、積層物を焼結させて一体化した後、熱処理を施して隣接する層間界面で元素の拡散を生じさせ、界面の組成を連続的に変化させる (AはSrとCaの1種もしくは2種、BはMg、Al、Inの1種もしくは2種以上、0.05≦a≦0.3 、0≦b, e≦0.3 、0≦c≦0.15、b+c≦0.3 、0≦d≦0.5 、0≦f≦0.15、0.15
請求項(抜粋):
空気極層と燃料極層の間に固体電解質層を配した積層構造を持つ固体酸化物型燃料電池において、電解質層と空気極層がいずれもペロブスカイト型材料から構成され、かつ電解質層と空気極層の間で組成が連続的に変化することを特徴とする、固体酸化物型燃料電池。
IPC (4件):
H01M 8/02
, C04B 35/50
, H01M 4/86
, H01M 8/12
FI (5件):
H01M 8/02 K
, H01M 8/02 E
, C04B 35/50
, H01M 4/86 T
, H01M 8/12
引用特許:
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