特許
J-GLOBAL ID:200903029848112775

光ピックアップ装置および光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 芝野 正雅
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-363680
公開番号(公開出願番号):特開2005-129158
出願日: 2003年10月23日
公開日(公表日): 2005年05月19日
要約:
【課題】 本発明は、部品点数の増大を抑制し、且つ、ピックアップ装置本体の形状を大型化することなく、球面収差の検出とその補正を行い得る光ピックアップ装置およびそれを内蔵した光ディスク装置を提供する。【解決手段】 ディスク保護層の膜圧が最適値よりも厚いときに、ディスクからの戻り光(反射光)がセンサ上に集光されるようにレンズを設計し、当該集光点にセンサを配置する。このとき、センサの形状を、保護層の膜厚が最適値のときに戻り光の50%程度を受光するように設定する。これにより、保護層の膜厚が最適値よりも大きくなればセンサの受光量が大きくなり、逆に、膜厚が最適値よりも小さくなれば受光量が小さくなる。よって、センサ出力の大きさによって膜圧誤差の方向・大きさを検知することができ、当該検出結果から球面収差を補正できる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
ディスクにレーザ光を照射して情報の記録および/若しくは再生を行う光ピックアップ装置において、 ディスク表面と記録層との間に介在する中間層の膜厚誤差によって生じる球面収差を検出する検出手段と、当該検出手段によって検出された球面収差を補正する補正手段を備え、 前記検出手段は; 前記中間層の厚みが最適値よりも所定寸法だけ厚い場合または薄い場合に前記ディスクからの反射光を収束させるよう設計されたレンズと、 前記レンズによって収束された前記反射光を受光して電気信号を出力し、且つ、前記中間層の厚みが最適値の場合に、前記反射光の全光量のうち、所定比率の光量を受光する光検出器とを含み、 前記補正手段は; 前記ディスクに向かうレーザ光の拡散角度を、前記光検出器から出力される電気信号から生成されたサーボ信号に応じて変更する拡散角変換手段を含む ことを特徴とする光ピックアップ装置。
IPC (4件):
G11B7/135 ,  G02F1/13 ,  G11B7/09 ,  G11B7/125
FI (5件):
G11B7/135 Z ,  G11B7/135 A ,  G02F1/13 505 ,  G11B7/09 A ,  G11B7/125 B
Fターム (8件):
2H088EA42 ,  5D118CD02 ,  5D118CD03 ,  5D118CF06 ,  5D789EA03 ,  5D789EC01 ,  5D789EC05 ,  5D789JA44
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (8件)
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