特許
J-GLOBAL ID:200903029870469440

低温タンク壁面の断熱層施工法及びその施工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 孝一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-363014
公開番号(公開出願番号):特開2001-173894
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 ウレタンの現場発泡のみでガラスメッシュとの一体成型が可能で工数、施工費用の著しい削減及び作業環境の大幅な改善が図れ、しかも厚み精度の飛躍的な向上並びに壁面全域に亘り平滑かつ均一な仕上がりの断熱層を施工できるようにする。【解決手段】 低温タンクの断熱施工壁面Wに予め直線的に貼付けたスペーサー9の表面にローラー10を押し当てた状態で、断熱施工壁面Wに対向する押え板12及びウレタン注入ヘッド16等を備えた施工装置Aをスペーサー9に沿って上昇走行させつつ、ガラスメッシュ6を順次繰り出すと同時に、ガラスメッシュ6と断熱施工壁面Wの間にウレタン原液を注入し発泡させることでPUF5とガラスメッシュ6とが一体成型された単位施工区域の断熱層7A-1を施工し、この施工を繰り返すことで壁面Wの全域に亘って断熱層7を施工する。施工後は目地部用ガラスメッシュ18をオーバーラップ状態に貼付け施工する。
請求項(抜粋):
低温タンクの壁面に、硬質ウレタンフォームとこの硬質ウレタンフォームの表面を補強する表面補強材とからなる断熱層を現場施工する低温タンク壁面の断熱層施工法であって、上記低温タンクの断熱施工壁面に硬質ウレタンフォームと同一厚み及び同等の断熱特性を持つ既製のスペーサーを所定間隔を隔てて互いに平行状態で、かつ、断熱施工壁面の上下方向に向けて直線的に貼付け施工した後、隣接する一対のスペーサーの表面に押し当て可能なローラー及び隣接する一対のスペーサーの対向面間に入り込んで断熱施工壁面との間に硬質ウレタンフォームの仕上がり厚さに相当する空間を形成可能な押え板をスペーサーの長手方向下端からスペーサーの長手方向上端に向けて走行させつつ、上記空間の押え板側に表面材を順次繰り出すと同時に、その繰り出し表面補強材と断熱層設置壁面との間に硬質ウレタン原液を注入し発泡させて隣接する一対のスペーサー間に硬質ウレタンフォームと表面補強材とが一体成型された単位施工区域の断熱層を施工し、しかる後、各スペーサーの表面に、それの両側に隣接する単位施工区域の断熱層の表面補強材の端部表面をオーバーラップする状態で目地部用表面補強材を貼付け施工することを特徴とする低温タンク壁面の断熱層施工法。
IPC (3件):
F17C 3/04 ,  B65D 90/06 ,  E04B 1/76
FI (3件):
F17C 3/04 D ,  B65D 90/06 C ,  E04B 1/76 M
Fターム (20件):
2E001DD01 ,  2E001FA00 ,  2E001GA06 ,  2E001GA32 ,  2E001GA82 ,  2E001HA04 ,  2E001HA33 ,  2E001HB02 ,  2E001HD03 ,  2E001LA04 ,  2E001LA17 ,  3E070AA02 ,  3E070AB32 ,  3E070NA06 ,  3E070NA07 ,  3E073AA01 ,  3E073CA01 ,  3E073CB02 ,  3E073CC02 ,  3E073CD04
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)

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