特許
J-GLOBAL ID:200903029883335116

ガスタービン用予混合燃焼器およびその燃料供給制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-339710
公開番号(公開出願番号):特開2006-144759
出願日: 2004年11月25日
公開日(公表日): 2006年06月08日
要約:
【課題】負荷30〜100%のほぼ全運転範囲で低NOxと高い燃焼効率を実現でき、自立運転時の急激な負荷変動にも対応可能な多系統の燃料供給系統を有する予混合燃焼器とその燃料供給制御方法を提供する。【解決手段】所定の負荷あるいはタービン回転数以上の条件では、一次燃料ノズル26、二次燃料ノズル27のいずれか一方に燃料を供給する場合に、負荷あるいはタービン回転数が上昇した条件では、燃料の供給を継続するノズルの供給量を吸気条件とタービン回転数あるいは負荷に応じた最適な燃料流量に設定し、かつ残余の二次燃料ノズル27または一次燃料ノズル26に燃料を供給する場合に、一次燃料ノズル26あるいは二次燃料ノズル27への燃料供給をするときに、吸気条件やタービン回転数あるいは負荷に応じて変化する燃料供給量の時間変化割合が一定の制約を設けて作動するように流量制御手段を調整する燃料制御装置を備えたことを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
燃焼器にパイロットノズルを有しパイロット燃料をパイロット火炎用空気に供給するパイロット部と、一次燃料ノズルを有し一次燃料を予混合火炎用一次空気に予混合する一次予混合ガス通路と、二次燃料ノズルを有し二次燃料を予混合火炎用二次空気に予混合する二次予混合ガス通路と、燃料供給用配管に前記パイロットノズル、一次燃料ノズル、二次燃料ノズルをそれぞれ分岐して接続し各ノズルに独立して燃料を供給可能とする燃料供給系統と、負荷またはタービン回転数の信号などを取り込む信号検知手段とを備えるガスタービン用予混合燃焼器において、前記パイロット部の燃焼室内開口部の下流側に前記一次予混合ガス通路の燃焼室内流入孔と、前記二次予混合ガス通路の燃焼室内流入孔とを配置し、前記燃料供給系統のパイロットノズル、一次燃料ノズル、二次燃料ノズルへの分岐通路にそれぞれ流量制御手段を配置し、所定の負荷あるいはタービン回転数の条件に関わらず、負荷変動あるいはタービン回転数に応じて前記パイロットノズルへ燃料を導く前記流量制御手段により前記信号検知手段の各信号に基づきフィードバック制御を行うと共に、所定の負荷あるいはタービン回転数以上の条件では、一次燃料ノズル、二次燃料ノズルのいずれか一方に燃料を供給し、負荷あるいはタービン回転数が上昇した条件では、燃料の供給を継続する一次燃料あるいは二次燃料ノズルの供給量をほぼ一定とし、かつ残余のノズルに燃料を供給する予混合燃焼器であって、吸気条件とタービン回転数あるいは負荷に応じた燃料流量をパイロットノズルへ供給可能に一次燃料ノズルあるいは二次燃料ノズルの流量制御手段により調整し、負荷あるいはタービン回転数がさらに上昇した条件では、吸気条件やタービン回転数あるいは負荷に応じてパイロットノズルと燃料の供給を継続する一次燃料あるいは二次燃料ノズルに燃料を供給可能に残余の燃料ノズルの流量制御手段で調整する燃料制御装置を備えることを特徴とするガスタービン用予混合燃焼器。
IPC (5件):
F02C 9/34 ,  F02C 9/28 ,  F02C 9/48 ,  F23R 3/28 ,  F23R 3/30
FI (5件):
F02C9/34 ,  F02C9/28 C ,  F02C9/48 ,  F23R3/28 D ,  F23R3/30
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (8件)
  • ガスタービン用予混合燃焼器およびその燃料供給制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-401727   出願人:株式会社豊田中央研究所, 株式会社トヨタタービンアンドシステム, 東京瓦斯株式会社
  • ガスタービン燃焼器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-167711   出願人:株式会社日立製作所
  • ガスタービン燃料制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-333459   出願人:株式会社日立製作所
全件表示

前のページに戻る