特許
J-GLOBAL ID:200903029890730098

ネットワークシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 境 廣巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-188572
公開番号(公開出願番号):特開平10-023060
出願日: 1996年06月29日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 複数のLANがルータ,WANを介して接続されたネットワークシステムに於いて、ルータに障害が発生した時の復旧処理を短時間で行う。【解決手段】 ルーティングテーブル15には、LAN5の通信相手となる各LAN 毎に、そのLAN に接続されているマスタルータ,バックアップルータのダイヤル番号,そのLAN のネットワーク,及びマスタルータ,バックアップルータそれぞれのプライオリティ(マスタルータが正常な場合は、マスタルータの方がプライオリティが高くなっている)が格納されている。ルーティング部14は、或るLAN に接続されている端末へパケットを送信する場合、ルーティングテーブル15を参照し、上記LAN に接続されているマスタルータ,バックアップルータの内の、プライオリティが高い方にパケットを送信する。プライオリティ変更部19は、他のマスタルータに障害が発生すると、そのプライオリティをバックアップルータより低くする。
請求項(抜粋):
複数のLANがそれぞれマスタルータ及び該マスタルータの障害発生時に起動されるバックアップルータを介してWANに接続され、前記各LANに接続された端末装置が前記WANを介して互いに通信を行うネットワークシステムに於いて、前記各マスタルータ及び前記各バックアップルータが、前記WANを介して自ルータと接続されているLAN毎に、そのLANに接続されている端末装置を宛て先とするパケットをそのLANに接続されているマスタルータ或いはバックアップルータに送信するためのルーティング情報と、そのLANに接続されているマスタルータ,バックアップルータの内の何れが有効かを示す有効情報とを対応付けて格納したルーティングテーブルと、自ルータが接続されているLAN上に他のLANに接続されている端末装置を宛て先にするパケットが現れた時、前記ルーティングテーブルを参照し、前記他のLANに接続されているマスタルータ,バックアップルータの内の、前記有効情報が有効を示しているルータへ前記パケットを送信するルーティング部と、他のマスタルータから障害発生が通知された時、前記ルーティングテーブルに格納されている有効情報の内の、前記障害発生を通知したマスタルータが接続されているLANに対応する有効情報を、マスタルータが有効であることを示すものからバックアップルータが有効であることを示すものに変更する有効情報変更手段とを備え、前記各マスタルータが、自マスタルータの障害を検出した時、自マスタルータと対になっているバックアップルータを起動させると共に、自マスタルータ内の前記ルーティングテーブルを参照し、有効情報が有効であることを示しているマスタルータ,バックアップルータに障害発生を通知する障害通知部を備えたことを特徴とするネットワークシステム。
IPC (4件):
H04L 12/46 ,  H04L 12/28 ,  G06F 13/00 353 ,  H04L 12/66
FI (3件):
H04L 11/00 310 C ,  G06F 13/00 353 T ,  H04L 11/20 B
引用特許:
審査官引用 (1件)

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