特許
J-GLOBAL ID:200903029979227527

等価加硫度の予測方法及び等価加硫度の予測用コンピュータプログラム、並びにゴム製品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-018630
公開番号(公開出願番号):特開2005-212150
出願日: 2004年01月27日
公開日(公表日): 2005年08月11日
要約:
【課題】取り扱いを容易にするとともに、予測結果を得るまでの時間を短縮すること。【解決手段】この等価加硫度の予測方法では、タイヤのブロック幅wと溝深さtとが判明すれば、下記近似式を用いて減厚量ΔLを求めることができる。そして、タイヤの総厚さをΔLだけ減厚した状態で1次元熱伝導・加硫反応度解析を実行することにより、最遅加硫カーブを求め、等価加硫度を予測できる。また、この最遅加硫カーブからブローポイントを予測することができる。ΔL=Max(Min(0.45×ln(w/t)-0.75,1.0),-1.0)×t・・・近似式ここで、Max(a,b)は、a又はbのうち大きい方を採用する関数であり、Min(a,b)は、a又はbのうち小さい方を採用する関数である。【選択図】 図2-1
請求項(抜粋):
ゴム製品の表面形状を表すパラメータを変化させて、厳密計算により前記ゴム製品の最遅加硫部分を含む断面内における各パラメータに対応する第1最遅加硫カーブを求めるとともに、前記断面内の熱貫流方向における前記断面の寸法・厚さを表すパラメータを変化させて、1次元熱伝導・加硫反応度解析により前記断面内における各パラメータに対応する第2最遅加硫カーブを求める手順と、 前記複数の第1最遅加硫カーブと前記複数の第2最遅加硫カーブとの対応関係から、前記表面形状を表すパラメータに基づく表面形状パラメータと、前記断面の寸法を表すパラメータに基づく減厚パラメータとの近似関数を求める手順と、 等価加硫度予測対象ゴム製品の前記表面形状パラメータに対応する前記減厚パラメータを前記近似関数から求め、求めた前記減厚パラメータを用いて、前記等価加硫度予測対象ゴム製品の最遅加硫部分を含む断面内における1次元熱伝導・加硫反応度解析を実行することにより、前記ゴム製品の最遅加硫部分における等価加硫度を予測する手順と、 を含むことを特徴とする等価加硫度の予測方法。
IPC (1件):
B29C35/02
FI (1件):
B29C35/02
Fターム (6件):
4F203AA45 ,  4F203AH20 ,  4F203AM23 ,  4F203DA11 ,  4F203DC01 ,  4F203DK01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 加硫制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-184217   出願人:株式会社ブリヂストン

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