特許
J-GLOBAL ID:200903029990997210

車両の姿勢制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-348822
公開番号(公開出願番号):特開平10-181552
出願日: 1996年12月26日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】車両状態量として演算する横滑り角の積分誤差を吸収して、姿勢制御時の安定性を向上する。【解決手段】路面の摩擦係数μに応じて参照値βrefの信頼性を判断し、推定横滑り角βcontの誤差の補正速度は、その参照値βrefの信頼性が高い程増加する方向に補正され、参照値βrefの信頼性が低い程減少する方向に補正され、その補正はカットオフ周波数Cfにより決定される。即ち、参照値βrefの信頼性が低い場合には、カットオフ周波数Cfを小さくして参照値βrefへゆっくりと補正して推定横滑り角βcontを実際に制御に利用されるようにし、反対に参照値βrefの信頼性が高い場合には、カットオフ周波数Cfを大きくして推定横滑り角βrefにより速く補正して参照値βrefを実際に制御に利用されるようにしている。
請求項(抜粋):
車両状態量に基づいて演算される目標横滑り角と推定横滑り角との偏差が所定偏差以上となると、該推定横滑り角が目標横滑り角に収束するように車両の姿勢を制御する装置であって、車両の車速を検出する車速検出手段と、車両のステアリング舵角を検出する舵角検出手段と、車両に発生するヨーレートを検出するヨーレート検出手段と、車両に発生する横方向加速度を検出する横方向加速度検出手段と、前記各手段により検出された車速、ステアリング舵角、ヨーレート、横方向加速度に基づき演算される車両の横滑り速度を積算して前記推定横滑り角を演算する推定横滑り角演算手段と、前記推定横滑り角を目標値に近づけるための補正手段とを備え、前記補正手段は、車両の走行状態に応じて前記目標値への補正速度を変更することを特徴とする車両の姿勢制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58
FI (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58 Z
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (8件)
全件表示

前のページに戻る