特許
J-GLOBAL ID:200903029998547168

発熱素子アレイの平面性調整機構及びその平面性測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-258686
公開番号(公開出願番号):特開平10-100459
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 プリント中での発熱素子アレイの変形を防止するとともに、発熱素子アレイの平面性を簡単に調整する。【解決手段】 多数並べて配されたリニアゲージにより、サーマルヘッドの発熱素子アレイの上下方向での形状が測定され、コンピュータのモニタに表示される。このモニタを観察しながら調整機構で発熱素子アレイの平面性を調整する。調整機構は、調整用基準板20,外側調整ネジ22、内側調整ネジ23から構成されている。調整用基準板20に螺合した外側調整ネジ22を一方向に回すと、その先端が放熱フィン16を押し下げる。内側調整ネジ23は、外側調整ネジ22を貫通し、放熱フィン16に螺合する。この内側調整ネジ23は、放熱フィン16を調整用基準板20に向けて引き寄せる。外側調整ネジ22をいずれかの方向に回転することで発熱素子アレイを上下方向に変形させて平面性を調整する。また、放熱フィン16には、押す力と引く力とを与えているので、プリント中での発熱素子アレイの熱変形が防止される。
請求項(抜粋):
第1の方向に伸びた発熱素子アレイを有する基板と、この基板が下面に固定され、上部に複数の放熱フィンが第1の方向に配列されたアルミ基板とを備えたサーマルヘッドにおいて、前記放熱フィンの全て又は所定個数おきに、放熱フィンの上面から垂直方向に伸びた状態で形成された第1の雌ネジと、前記放熱フィンの上面に重ねられた基準板と、前記第1の雌ネジよりもネジ径が大きく、これに対面するように基準板に形成された第2の雌ネジと、前記第2の雌ネジに螺合し、その先端が放熱フィンの上面を下方に押圧する外側調整ネジと、前記外側調整ネジの中央を貫通するように形成された穴と、前記穴を介して第1の雌ネジに螺合し、放熱フィンを基準板に向けて引き上げて放熱フィンの上面が外側調整ネジの先端から離れないようにする内側調整ネジとを設けたことを特徴とする発熱素子アレイの平面性調整機構。
FI (2件):
B41J 3/20 111 B ,  B41J 3/20 111 H
引用特許:
出願人引用 (3件)

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