特許
J-GLOBAL ID:200903030022275587

環状オレフィン系樹脂からなる成形体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-310992
公開番号(公開出願番号):特開平8-165354
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【構成】本発明の環状オレフィン系樹脂からなる成形体の製造方法は、例えばテトラシクロドデセンのような環状オレフィンとエチレンとのランダム共重合体、こうした環状オレフィンの開環共重合体、この開環共重合体の水添物、これらのグラフト変性物から選ばれる環状オレフィン系樹脂を、射出装置に供給して射出成形するに際して、この射出装置の内部を減圧状態にして環状オレフィン系樹脂を金型内に溶融射出して成形体を製造する方法である【効果】本発明によれば、得られる成形体の表面白化現象あるいは成形体内部への気泡の混入を有効に防止することができる。
請求項(抜粋):
下記[I-1]、[I-2]、[I-3]および[I-4]よりなる群から選ばれる環状オレフィン系樹脂を、射出装置に供給して射出成形するに際して、該射出装置の内部を減圧状態にして溶融射出することを特徴とする環状オレフィン系樹脂からなる成形体の製造方法;[I-1] エチレンと下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン環状オレフィンランダム共重合体:[I-2]下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、[I-3]上記[I-2]開環重合体または共重合体の水素化物、および[I-4]上記[I-1]、[I-2]または[I-3]のグラフト変性物;【化1】(式[I]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1 〜R18ならびにRa およびRb は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子または炭化水素基であり、R15〜R18は互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。)、【化2】(式[II]中、pおよびqは0または1以上の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1 〜R19はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基またはアルコキシ基であり、R9 (またはR10)が結合している炭素原子と、R13またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、また、n=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。)。
IPC (4件):
C08J 5/00 CES ,  B29C 45/00 ,  C08L 23/08 LCF ,  B29K 23:00
引用特許:
審査官引用 (4件)
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