特許

J-GLOBAL ID：200903030050131167

燃料電池セパレータ

発明者： 秋元 淳 ,  高橋 務 ,  高橋 宏 ,  岡崎 喜一
出願人/特許権者： 溶融炭酸塩型燃料電池発電システム技術研究組合
代理人 (1件)： 鵜沼 辰之
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-045131
公開番号（公開出願番号）：特開平10-241708
出願日： 1997年02月28日
公開日（公表日）： 1998年09月11日
要約：

【要約】【課題】 溶融炭酸塩型燃料電池の中空フレームを有する内部マニホールド型セパレータにおいて、反応ガスのウエットシール部への回り込みを防ぎ、連続運転時の各セルへの電解質の自動補給を可能にする。【解決手段】 中空フレーム9、仕切板4、波板5、カレントコレクタ(集電板)6からなるセパレータにおいて、ウエットシール内部に電解質11を充填したアルミナ繊維のフェルトを詰め、セパレータのフレームに電解質板8への電解質補給孔2を設けた。本発明により、燃料ガスのウエットシール部への回り込みを防止でき、又、電池の連続運転時には各セルの電解質板中の電解質消費に伴って、セパレータ中のガス流れ止めから自動的に電解質が補給されるので、電池の性能低下を防止し長寿命化に効果がある。更に、セパレータのウエットシール部の剛性を下げることができるため、本シール部と電解質板のなじみを向上させる効果がある。

請求項（抜粋）：

溶融炭酸塩型燃料電池の中空フレームおよびウエットシール部を有するセパレータにおいて、前記ウエットシール内部にガス流れ止めとして、弾性を有する多孔質体またはフェルト様の材料が用いられていることを特徴とする燃料電池セパレータ。

IPC (3件)：

H01M 8/02 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/14

FI (4件)：

H01M 8/02 B ,  H01M 8/02 S ,  H01M 8/04 L ,  H01M 8/14

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平2-078157
  
• 特開平4-106876
  
• 特開平4-289671
  
• 積層型燃料電池
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-073975   出願人：株式会社東芝