特許
J-GLOBAL ID:200903030092252550

ポリ-1-オレフィンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-031566
公開番号(公開出願番号):特開平6-322017
出願日: 1994年03月01日
公開日(公表日): 1994年11月22日
要約:
【要約】【構成】 ジアルキルマグネシウムを基礎とする球状の高活性チグラー触媒によって、α-オレフィンの重合で球状のポリマーが得られる。本発明の上記触媒の別の長所は高い触媒活性にあり、その結果重合に非常に僅かの触媒しか必要ない。本発明で製造されるポリマー中の残留チタンおよび/またはジルコニウムの含有量は10ppmより少ない。この触媒は、水素に対するその良好な応答性のために、広い二-モード分子量分布のポリマーを製造する二段階法に特に適している。硫黄含有電子供与体をアルコールに交換すると、臭いの問題が少なくなり且つポリマーの用途分野が拡大する。【効果】 ポリマーおよびコポリマーは粒子の球状の形態およびそれに関連しての非常に良好な流動挙動のために、取扱、乾燥および加工が著しく簡単で且つ有利である
請求項(抜粋):
α-オレフィンを50〜150°Cの温度、1〜40barの圧力のもとで遷移金属成分(成分A)と有機金属化合物(成分B)とより成る触媒の存在下に重合することによってポリオレフィンを製造する方法において、上記成分Aがa)式R1 x MgR2 2-x (式中、R1 およびR2 は互いに同じでも異なっていてもよい炭素原子数2〜12のアルキル残基であり、そしてxは0〜2の数である。)で表される有機マグネシウム化合物を、有機マグネシウム化合物1モル当たり0.5〜2.5モルの量の第一塩素化脂肪族炭化水素と反応させ、b)得られる固体を、該固体中に含まれるマグネシウムの1グラム原子当たりアルコール0.001〜1モルの量で-20〜150°Cの温度で処理しそしてc)こうして得られる担体を、該担体に含まれるマグネシウムの1グラム原子当たり0.1〜5モルの量の式M1 Xm (OR5 )4-m (式中、M1 はチタンまたはジルコニウムであり、R5 は炭素原子数2〜10のアルキル基であり、Xはハロゲン原子でありそしてmが0〜4の整数である。)で表される少なくとも1種類の化合物と20〜180°Cの温度で反応させることによって製造されていることを特徴とする、上記方法。
IPC (2件):
C08F 4/658 MFG ,  C08F 10/00 MSU
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 多段重合方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-114843   出願人:ビーピーケミカルズリミテッド
  • チーグラー・ナッタ触媒の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-078103   出願人:ビーピーケミカルズリミテッド
  • 特開昭62-297304

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