特許
J-GLOBAL ID:200903030110335760
音声合成方法及びシステム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-253190
公開番号(公開出願番号):特開平8-123455
出願日: 1994年10月19日
公開日(公表日): 1996年05月17日
要約:
【要約】【目的】 日本語音声合成システムにおいて、音韻情報のみならず、韻律情報の再現性をも高めることによって、明瞭で自然性の高い音声を合成する。【構成】 日本語において、自立語音声と付属語音声とが、その音声特徴において、顕著な違いがあり、両者の音声特徴の違いが、特に、韻律的な要素(発声強度、速度、ピッチ)に明確に観察される、ということに着目し、1つ以上の付属語の連鎖からなる付属語連鎖単位を音声合成単位とした、自然性の高い音声を合成し得る新たな規則合成法を提供する。付属語以外の部分、すなわち自立語については、好適には、CV/VC単位で構成する。
請求項(抜粋):
入力されたテキスト・データに基づき音声合成を行うシステムにおいて、(a) 複数の単語と、該各々の単語に関連する、少なくとも読み、アクセント及び品詞を記憶するテキスト解析用単語辞書と、(b) 上記入力された日本語テキスト・データに対して形態素解析処理することによって品詞分解を行い、上記テキスト解析用単語辞書を参照することによって、各々の品詞分解された単語につき、読み、アクセント及び品詞に関する情報を与えるとともに、該テキストの文構造に関する情報を与えるテキスト解析手段と、(c) 上記テキスト解析手段から提供される上記情報に基づき、ピッチ・パターンの生成、音韻パワー及び音韻時間長の設定を行う韻律制御手段と、(d) 複数の自立語合成単位を含む自立語合成単位辞書と、複数の付属語連鎖合成単位を含む付属語連鎖合成単位辞書とを記憶する合成単位辞書と、(e) 上記テキスト解析手段から提供される品詞に関する情報に基づき、該品詞が自立語であることに応答して上記自立語合成単位辞書から必要な自立語合成単位を取得し、付属語の連鎖が見出されたことに応答して、上記付属語連鎖合成単位辞書から対応する付属語連鎖合成単位を取得する合成単位選択手段と、(f) 上記韻律制御手段から提供されるピッチ・パターン、音韻パワー及び音韻時間長と、上記合成単位選択手段から提供される合成単位に基づき合成音声を出力する音声生成手段とを具備する、音声合成システム。
IPC (3件):
G10L 3/00
, G06F 17/27
, G10L 5/04
引用特許:
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