特許
J-GLOBAL ID:200903030160733731
フライバック変換器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萩野 平 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200474
公開番号(公開出願番号):特開平9-107676
出願日: 1996年07月30日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 トタンス13の一次漏れインダクタンスのエネルギを出力回路12へ移して負荷20で使ってエネルギ損失の少ないフライバック変換器を提供する。【解決手段】 第1および第2の同調コンデンサ30・35をそれぞれトランス13の1次巻線14と2次巻線15に接続し、第1の同調コンデンサ30が1次電流のターンオフ時にリンギングをセットアップし、このリンギングをトランス13の2次側で検知し、第2同調コンデンサ35がこのリンギング信号の逆位相成分を発生し、前記リンギング信号とこの逆位相成分リンギング信号とを出力回路にあるダイオード18の非線形装置にて組み合わせて、直流分を作り、これを負荷20で使用するようにした。
請求項(抜粋):
それぞれ、主インダクタンスおよび漏れインダクタンスを有する一次巻線と二次巻線とを有するエネルギー蓄積変圧器を通じて出力回路に結合された入力回路を備え、入力回路が、前記一次巻線の励磁を同調するように接続された切替装置と、切替装置の循環的なオンオフ操作を制御する制御手段とを備え、出力回路が、前記二次巻線に直列接続されたダイオードと、二次巻線とダイオードの直列組合せに並列接続され、それを横切って変換器出力が生成されるリザーバ・コンデンサとを備えるフライバック変換器であって、交流に関して、それぞれ、前記一次巻線および二次巻線に並列する、一次および二次同調キャパシタンスが提供され、これらの同調キャパシタンスが、ダイオードが導通状態の場合、一次漏れインダクタンスおよび前記第1の同調キャパシタンスが重要な役割を果たす共振周波数FRを有する第1の共振回路が形成され、ダイオードが非導通状態の場合、一次漏れインダクタンスおよび前記第2の同調キャパシタンスが重要な役割を果たすが、前記第1の共振回路の場合とは逆位相の電圧/電流位相関係が共振のどちらかの側に存在する、周波数FR にほぼ等しい共振周波数を有する第2の共振回路が形成されるような値を有し、出力回路が、切替装置をオフ操作した後に前記第1および第2の共振回路によって生成されるリンギングの逆位相成分を組み合わせるように動作する非線形装置を含み、それによって、一次漏れインダクタンスに蓄積されているエネルギーが、少なくとも部分的に二次回路に送られ、変換器出力の直流成分に変換されることを特徴とするフライバック変換器。
IPC (2件):
H02M 3/28
, H02M 1/08 331
FI (3件):
H02M 3/28 Q
, H02M 3/28 T
, H02M 1/08 331 Z
引用特許:
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