特許
J-GLOBAL ID:200903030191615362

駆動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-273767
公開番号(公開出願番号):特開2000-104759
出願日: 1998年09月28日
公開日(公表日): 2000年04月11日
要約:
【要約】【課題】複数の減速部と2ウェイクラッチを駆動力伝達系として備えた駆動力伝達装置において、正転逆転の切替時において、切替え遅れ感がなく、2ウェイクラッチで使用される部品の摩耗を抑制することができる。【解決手段】駆動力伝達装置は、電動モータ20とディファレンシャルギヤ23との間に配置され、第1減速部21A、第2減速部21B、第3減速部21C、2ウェイクラッチ22とがシリーズに連結接続されている。2ウェイクラッチ22は、スイッチングプレート方式のクラッチにて構成される。クラッチ22は、第3減速部21Cの出力側に連結されている。スイッチングプレート方式のクラッチは、正転逆転の切替えが速く、しかも、上流側よりも下流側に位置する第3減速部21Cの出力側は回転速度が遅いため、クラッチ22内の摩耗が低減される。
請求項(抜粋):
駆動源と入力側装置との間に配置され、複数の減速部と、2ウェイクラッチとをシリーズに連結接続した駆動力伝達装置において、前記2ウェイクラッチは、前記減速部の出力軸に設けられたギヤに噛合するメインギヤと、前記メインギヤに対して相対回動可能に貫通配置された回転軸と、前記メインギヤと同軸上に配置され、メインギヤと相対回転自在に配置されるとともに固定部に対して固定されたスイッチングプレートと、前記メインギヤの回転中心に沿ってメインギヤ内に配置され、前記メインギヤの回転とともに一体回動する第1の保持器と、前記メインギヤの回転中心に沿ってメインギヤ内に配置されるとともに、前記回転軸の外周に配置され、前記スイッチングプレートに対して付勢手段の付勢力により摺接するように配置された第2の保持器と、前記第1の保持器と、第2の保持器のポケット内に配置され、両保持器の相対的な回転により、傾動することにより、前記メインギヤの内周と前記回転軸の外周とに両端が係合するスプラグとを含み、複数の減速部の個数をNとしたとき、Nが偶数の場合は、駆動源側から数えて、(N/2)+1番目以後のいずれかの減速部の出力側に前記2ウェイクラッチを連結し、Nが奇数の場合は、中間部に位置する減速部よりも下流側のいずれかの減速部の出力側に前記2ウェイクラッチを連結したことを特徴とする駆動力伝達装置。
IPC (2件):
F16D 41/08 ,  B60K 17/356
FI (2件):
F16D 41/08 A ,  B60K 17/356
Fターム (12件):
3D043AA05 ,  3D043EA02 ,  3D043EA05 ,  3D043EA11 ,  3D043EA42 ,  3D043EB07 ,  3D043EB11 ,  3D043EE03 ,  3D043EF03 ,  3D043EF09 ,  3D043EF16 ,  3D043EF27
引用特許:
審査官引用 (4件)
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