特許
J-GLOBAL ID:200903030203110440

論理シミュレ-ション方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-110770
公開番号(公開出願番号):特開2000-035985
出願日: 1999年04月19日
公開日(公表日): 2000年02月02日
要約:
【要約】【課題】 自己発熱の影響を反映させた精度のよい消費電力や遅延時間を求めることが可能な論理シュミレーション方法及び装置を提供する。【解決手段】 シュミレーションすべき論理回路の構成要素であるゲート毎に、ゲート消費電力PG及びゲート遅延時間Tgを、ゲートの自己発熱量THをパラメータとして定義された関数に基づいて算出し(S110, S120)、この算出値PG,Tgに基づいて回路全体の全消費電力Ph及び全遅延時間Thを算出するとともに、ゲート消費電力PGから求めた自己発熱量THを1又は複数ゲートからなるブロック毎に平均してなる発熱量パラメータTHpを算出し(S130〜S160)、前回の処理と今回の処理とで各算出値Ph,Th,THpの偏差が、いずれも許容範囲以内となるまでの間、新たに算出された発熱量パラメータTHpを自己発熱量THとして帰還して、上述の処理を繰り返し実行する。
請求項(抜粋):
論理回路を構成する各論理素子の種類や各論理素子間の接続関係を規定するネットリストと、前記論理回路へのテスト入力を規定するテストベクターとに基づいて、前記論理回路の動作を模擬する論理シミュレーション方法において、前記ネットリスト及びテストベクターに加え、前記論理素子の種類毎に発熱量と遅延時間との関係、及び前記発熱量と単位動作当たりの消費電力との関係を規定するライブラリを用い、各論理素子の発熱量を指定するために設定された発熱量パラメータに基づいて、前記論理回路を構成する各論理素子毎の遅延時間及び消費電力を算出する第1の手順と、該第1の手順にて算出された各論理素子毎の遅延時間及び消費電力に基づいて、前記論理回路全体としての遅延時間及び消費電力を算出する第2の手順と、前記第1の手順にて算出された各論理素子毎の消費電力に基づいて各論理素子毎の発熱量を算出し、該算出値に基づいて前記発熱量パラメータを設定することにより、予め設定された収束条件が満たされるまでの間、前記第1及び第2の手順を繰り返し実行させる第3の手順と、を備えることを特徴とする論理シミュレーション方法。
IPC (3件):
G06F 17/50 ,  G01R 31/28 ,  H01L 21/82
FI (4件):
G06F 15/60 668 E ,  G01R 31/28 F ,  G06F 15/60 666 T ,  H01L 21/82 C
引用特許:
出願人引用 (1件)

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