特許
J-GLOBAL ID:200903030207598480

変圧器巻線の口出し線加工方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-054329
公開番号(公開出願番号):特開2000-252149
出願日: 1999年03月02日
公開日(公表日): 2000年09月14日
要約:
【要約】【課題】 2本の平角電線を重ねて巻回して形成する変圧器巻線の巻き終わり側の口出し線の形成作業において、切断及び曲げ後に巻回した2本の平角電線の口出し位置のずれを防止する作業を不要とする。【解決手段】 巻き始め側の口出し1間隔寸法を平角電線3の厚みの2πL倍とし、巻枠に固定して巻き始め、残りL回で巻回を中断し、巻枠から平角電線供給巻胴側に、2レヤー目内側となる平角電線の長さと、口出し間隔の半分と、口出し長さ寸法との合計の距離だけ移動した位置で2本の平角電線を切断し、切断位置より口出し長さ寸法だけ巻枠側に移動した位置で2本の平角電線を曲げることで口出しを形成し、巻枠から切断位置までの平角電線を巻き取ることで巻き終わり側の口出し2を形成する。
請求項(抜粋):
平角電線を2本重ねた状態で巻枠に巻回し、その両端部に口出しを設けることによって変圧器巻線を形成する巻作業において、巻線機の巻軸に取り付けられた巻枠に、2本の平角線をその厚みの2π倍と、巻き終わりの口出しを形成するために切断された時点から巻終わりまでの巻回の回数との積を、巻き始めの口出しの間隔寸法としてずらして固定し、所定位置まで前記平角電線を巻き付けたのち、巻回を停止し、平角電線供給巻胴と前記巻枠との間の所定の位置にて、前記2本の平角電線を同一点で切断し、その切断点よりも前記巻枠寄りの位置で切断された前記2本の平角電線を同時に曲げ、その曲げ位置から前記巻枠までの距離の平角電線を巻線機の巻軸を回転させることによって前記巻枠にて巻き取り、2本の平角電線の巻き取り半径の差に比例した口出し位置の離隔量を2本の平角電線の巻き終わり側の口出し位置の間隔とすることを特徴とする、変圧器巻線の口出し線加工方法。
IPC (2件):
H01F 41/06 ,  H01F 30/00
FI (2件):
H01F 41/06 E ,  H01F 31/00 F
Fターム (5件):
5E002AA01 ,  5E002AA06 ,  5E002AA14 ,  5E002AA24 ,  5E002AD02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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