特許
J-GLOBAL ID:200903030236275355

ファンアウト分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-227077
公開番号(公開出願番号):特開平7-086410
出願日: 1993年09月13日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 金属配線に寄生する抵抗成分を考慮し、レイアウト後の集積回路に対し適応し素子位置を考慮することで配線遅延を減少させる。【構成】 素子の配置情報から素子に対応する節と挿入予定のバッファ素子に対応する節からなる有向グラフを作成し、配線伝搬遅延を予測しながら有向グラフ上を探索し木構造を構築する。木の構築には遅延予測値をコストとする制約条件付きのA*アルゴリズムを用いる。制約条件とは、既配線上の素子の遅延をクリティカルにしないためのものである。有向グラフの構築時には枝の限定を行う。【効果】 素子の配置位置すなわちネットトポロジーを考慮することが可能となり、金属線分に寄生する抵抗成分を考慮した遅延時間を評価しながらファンアウト分解を行うこと、レイアウト処理が難しくしないファンアウト分解を行うことが可能となる。木構造の構築を高速に行うことが可能となる。
請求項(抜粋):
論理回路のファンアウト分解を行う際に、論理素子を節とする有向グラフを作成し、前記論理素子を節とする有向グラフの任意の節iから節jに向かう有向枝(i,j)がある場合、バッファ素子に対応する節gと、前記節iから前記バッファ素子に対応する節gに向かう有向枝(i,g)と、前記バッファ素子に対応する節gから前期節jに向かう枝(g,j)を前記有向グラフに追加し、論理素子に対応する有向グラフ上の節点に信号を出力する素子からの信号伝搬時間の要求値を与える手段と、信号を出力する素子に対応する節以外の節の集合から目的節を運び出す手段と、信号を出力する素子に対応する節から目的節に向かい有向グラフ上を有向枝の方向に沿ってたどる手段と、出力する素子に対応する節から目的節までの信号伝搬時間の予測値する手段を備え、上記有向グラフ上を有向枝の方向に沿ってたどる際に信号伝搬時間の予測値が上記要求値以下になる枝と節とを選択し、前記木構造上のバッファ素子に対応する節の数と同数のバッファ素子を論理回路に挿入する手段とを含むことを特徴とするファンアウト分解方法。
FI (2件):
H01L 21/82 P ,  H01L 21/82 C
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る