特許
J-GLOBAL ID:200903030246561950

重ねられた異種の樹脂シートの加熱制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 園部 祐夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-084568
公開番号(公開出願番号):特開平9-239824
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 異種材料の樹脂シートの厚さ及び熱伝導率等の相違に拘わらず、重ねられた複シートを成形適性温度に効率的に加熱制御すること。【解決手段】 上シートと下シートの加熱目標温度値、上ヒーターと下ヒーターの点火率及びシート加熱時間を入力し、加熱開始指令に基づき各シートの表面温度を温度センサーで検出し、予め設定した加熱目標温度値と各実測値との偏差量に対する各ヒーターの温度制御量をコンピューターで演算してその制御量に基づいて各ヒーターの発熱量の制御を行い、加熱された各シートの表面温度の実測値の信号を前記コンピューターにフィードバックして新たな温度制御量を演算し、その補正された温度制御量に基づき各ヒーターの発熱量を制御することを繰り返し、これにより上シート及び下シートの温度を各々の加熱目標温度値に近づくように加熱制御する方法。
請求項(抜粋):
上ヒーターと下ヒーターの間に供給される異種の樹脂シートを上下に重ねた複シートに対し、それらの各々の表面側から同時に加熱して成形に適する温度に加熱制御する方法において、上シートと下シートの加熱目標温度値、上ヒーターと下ヒーターの点火率及びシート加熱時間を入力手段により設定し、加熱開始指令に基づき上シートの表面温度を第1温度センサーで検出すると共に下シートの表面温度を第2温度センサーで夫々検出し、予め設定した前記加熱目標温度値とその検出された各実測値との偏差量に対する各ヒーターの温度制御量をコンピューターにより演算し、その温度制御量の信号をシーケンス手段を介して制御手段に伝え、該制御手段により各ヒーターの発熱量の制御を行い、加熱された各シートの表面温度の実測値の信号を前記コンピューターにフィードバックして新たな温度制御量を演算し、その補正された温度制御量に基づいて各ヒーターの発熱量を制御することを繰り返して、上シート及び下シートの温度を各々の加熱目標温度値に近づくように制御することを特徴とする重ねられた異種の樹脂シート加熱制御方法。
IPC (4件):
B29C 51/46 ,  B29C 51/14 ,  B29C 51/42 ,  B29L 9:00
FI (3件):
B29C 51/46 ,  B29C 51/14 ,  B29C 51/42
引用特許:
審査官引用 (3件)

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