特許
J-GLOBAL ID:200903030257663223

インバータ発電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-287648
公開番号(公開出願番号):特開2001-112264
出願日: 1999年10月08日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】出力電圧の歪み率を従来より小さくすることができるインバータ発電装置を提供する。【解決手段】発電機1aを電源とした直流電源部1と、ブリッジ接続されたスイッチ素子のオンオフにより電源部1が出力する直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路2と、インバータ回路に信号遅延回路6u,6v,6x,6yを通してPWM信号を与えるコントローラ6と、インバータ回路の出力から高調波成分を除去するフィルタ3とを備えたインバータ発電装置において、信号遅延回路により生じさせられる遅延時間に起因する出力電圧の減衰分だけ目標交流電圧よりも瞬時値を増大させた交流電圧を基準電圧Vo として発生させ、この基準電圧Vo と搬送波電圧V1 とからPWM信号Su,Sv,Sx,Syを発生させる。
請求項(抜粋):
発電機を電源として直流電圧を出力する電源部と、互いに直列に接続された上段のスイッチ素子と下段のスイッチ素子とからなるアームを複数個並列に接続した構成を有するスイッチ素子のブリッジ回路を備えてスイッチ素子のオンオフにより前記電源部が出力する直流電圧を交流電圧に変換するインバータ回路と、前記インバータ回路を制御するコントローラと、前記インバータ回路の出力から高調波成分を除去するフィルタと、前記フィルタの出力が印加される負荷接続端子とを備え、前記コントローラは、前記負荷接続端子から出力させる目標交流電圧の波形を与える基準電圧を発生する基準電圧発生手段と、前記インバータ回路のスイッチ素子を所定のデューティ値でオンオフさせて前記インバータ回路から前記基準電圧をPWM変調した波形の交流電圧を出力させるべく前記インバータ回路の各スイッチ素子のオン期間とオフ期間とを定めるPWM信号を発生するPWM信号発生手段と、前記PWM信号により定められるオン期間の間前記インバータ回路の各スイッチ手段をオン状態にするように各スイッチ素子に駆動信号を与えるスイッチ素子駆動回路とを備え、前記PWM信号発生手段は、前記ブリッジ回路の同じアームの上段のスイッチ素子及び下段のスイッチ素子のうちの一方のスイッチ素子をオフ状態にするタイミングと他方のスイッチ素子をオン状態にするタイミングとの間に遅延時間を設けた状態で前記PWM信号を発生させるように構成されているインバータ発電装置において、前記基準電圧発生手段は、零クロス点が前記目標交流電圧の零クロス点に一致し、かつ前記遅延時間を設けたことにより生じる前記PWM信号のデューティ値の減少分に起因する前記フィルタ回路の出力電圧の減少分だけ前記目標交流電圧よりも瞬時値が増大させられた波形を有する交流電圧を前記基準電圧として発生するように構成されていることを特徴とするインバータ発電装置。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02K 7/18
FI (3件):
H02M 7/48 F ,  H02M 7/48 J ,  H02K 7/18 B
Fターム (12件):
5H007AA06 ,  5H007AA08 ,  5H007CB05 ,  5H007CC01 ,  5H007DB01 ,  5H007DB12 ,  5H007DC05 ,  5H007EA02 ,  5H007HA02 ,  5H607AA14 ,  5H607BB02 ,  5H607CC07
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ACモータ駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-255361   出願人:株式会社安川電機
  • 特開昭61-280773

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