特許
J-GLOBAL ID:200903030292554470

正方晶チタン酸バリウム粒子およびその製造方法並びにセラミックコンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 阿仁屋 節雄 ,  清野 仁
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-043128
公開番号(公開出願番号):特開2005-272295
出願日: 2005年02月18日
公開日(公表日): 2005年10月06日
要約:
【課題】 コンデンサ中の誘電体層の薄層化、高積層化に伴い、チタン酸バリウム粒子が充填されたグリーンシートが薄膜化されても、十分な信頼性、電気的特性を保つことのできるチタン酸バリウム粒子と、その製造方法、並びに当該チタン酸バリウム粒子を用いたセラミックコンデンサを提供する。【解決手段】 Ti当量で0.077molの四塩化チタン水溶液へ、アンモニア水溶液を添加して水酸化チタンゲルを得、この水酸化チタンゲルに窒素雰囲気下において水酸化バリウム水溶液をBa当量で0.154mol添加して、BaTiO3換算で0.3mol/kgのスラリーを得、このスラリーをオートクレーブに投入し200°Cで96時間水熱合成を行って平均粒子径が0.20μm、粒子径分布が0.21で、均斉度が0.91、真円度が0.83、D50/DTEMの値が1.3、結晶構造がペロブスカイトで結晶軸比c/aが1.008、Ba/Tiが0.99である球状で分散性の高い正方晶チタン酸バリウム粒子を得た。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
電子顕微鏡像から測定した平均粒子径をDTEMとしたとき、DTEMが0.3μm以下、粒子径分布が0.5以下、均斉度が0.90以上、真円度が0.80以上、結晶軸比c/aが1.005以上、バリウムとチタンとのモル比Ba/Tiが0.99以上、1.01以下、動的光散乱法により測定した粒度分布における累積径50%となる値をD50としたとき、D50/DTEMが3.0以下であることを特徴とする正方晶チタン酸バリウム粒子。
IPC (3件):
C01G23/00 ,  C04B35/46 ,  H01G4/12
FI (4件):
C01G23/00 C ,  C04B35/46 Z ,  H01G4/12 358 ,  H01G4/12 415
Fターム (13件):
4G031AA06 ,  4G031AA11 ,  4G031BA09 ,  4G031CA01 ,  4G031CA04 ,  4G031GA01 ,  4G047CA07 ,  4G047CB05 ,  4G047CC02 ,  4G047CD04 ,  5E001AB03 ,  5E001AE02 ,  5E001AE03
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (6件)
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引用文献:
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