特許
J-GLOBAL ID:200903030297110880

治療上のワクチン注射のための新規な方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野河 信太郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-573386
公開番号(公開出願番号):特表2002-526419
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2002年08月20日
要約:
【要約】細胞抗原に対する細胞介在性免疫の誘導方法を開示する。より詳細には、この発明は、弱い抗原、特に自己タンパク質に対する細胞毒性T-リンパン球の免疫性を誘導する方法を提供する。この方法は、抗原提示細胞が、弱い抗原の少なくともひとつのCTLエピトープを提示し、同時に少なくともひとつの外来T-ヘルパーリンパ球エピトープを提示するように誘導されることを包含する。好ましい例では、抗原は癌に特異的な抗原で、例えばPSM、Her2又はFGF8bである。この方法は、従来のポリペプチドワクチン注射を用いることのみならず、生の弱毒化ワクチンもしくは核酸のワクチン注射によっても実施することができる。この発明は、さらにPSM、Her2及びFGF8bの免疫原性類似体ならびにこれらの類似体をエンコードする核酸分子を提供する。ベクター及び形質転換細胞も開示される。また、この発明は、免疫原性が弱いか又は非免疫原性の抗原の免疫原性類似体の同定方法を提供する。
請求項(抜粋):
ヒトを含む動物で、免疫原性が弱いか又は非免疫原性であるポリペプチド抗原に対する免疫応答を動物で誘発する方法であって、 1)そのポリペプチド抗原由来の少なくとも1つのCTLエピトープ及び/又はその細胞関連ポリペプチド抗原由来の少なくとも1つのB-細胞エピトープ、及び 2)動物に外来である少なくとも1つの第一のTヘルパー細胞エピトープ(THエピトープ)の免疫原性的に有効な量を動物免疫系の抗原提示細胞(APC)で同時提示することからなる方法。
IPC (7件):
A61K 39/00 ,  A61K 39/39 ,  A61P 15/00 ,  A61P 35/00 ,  C07K 14/47 ,  C07K 16/18 ,  C12N 15/09 ZNA
FI (7件):
A61K 39/00 H ,  A61K 39/39 ,  A61P 15/00 ,  A61P 35/00 ,  C07K 14/47 ,  C07K 16/18 ,  C12N 15/00 ZNA A
Fターム (27件):
4B024AA01 ,  4B024BA36 ,  4B024BA54 ,  4B024CA04 ,  4B024DA02 ,  4B024EA02 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4C085AA03 ,  4C085CC03 ,  4C085CC21 ,  4C085DD86 ,  4C085EE06 ,  4C085FF02 ,  4C085FF13 ,  4C085FF14 ,  4C085FF17 ,  4C085FF18 ,  4H045AA10 ,  4H045AA11 ,  4H045BA10 ,  4H045CA40 ,  4H045DA50 ,  4H045DA75 ,  4H045EA28 ,  4H045FA74
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
前のページに戻る