特許
J-GLOBAL ID:200903030348908520

温度補正機能付膜式ガスメータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-009803
公開番号(公開出願番号):特開平11-211531
出願日: 1998年01月21日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】 家庭用膜式ガスメータのガス使用量を高精度に計量する。【解決手段】 第1計量空間28aには、第1計量膜26aが往復変位可能に設けられており、第1計量膜26aには、磁石64が連結されている。変位検出センサ65は、磁石64の接近ごとに第1計量膜26aの変位検出信号を発生し、温度センサ63はガスの温度を検出する。マイコン56には、温度によって発生するガスの体積の機械的な計量誤差が予め求められて記憶されている。マイコン56は、変位検出信号に応じてガスの体積を求め、温度センサ63の出力に応答してボイル・シャールの法則および前記機械的な計量誤差に基づいて前記求めたガスの体積を補正する。計量膜の低温での硬化など機械的な計量誤差を考慮した温度補正によって、ガスの使用量が高精度に計量される。
請求項(抜粋):
ガス供給口とガス排出口とを有し、かつ一対の計量空間が形成されており、さらにガス供給口、各計量空間およびガス排出口を連通するガス流路が形成されているハウジングと、各計量空間内にそれぞれ設けられ、各計量空間を2つの計量室に仕切り、計量室間のガスの圧力差によって各計量空間内を往復変位する計量膜と、計量膜の変位に応じてガス流路を開閉し、各計量室にガスを分配するガス分配手段と、ガスの温度を検出する温度検出手段と、計量膜が計量空間内を往復変位するごとに変位検出信号を発生する変位検出手段と、変位検出手段の出力に基づいて計量空間を通過したガスの体積を求め、温度検出手段の出力に基づいて前記求めたガスの体積を補正して補正ガス体積を求め、前記求めた補正ガス体積を積算して補正積算値を求め、少なくとも前記求めた補正積算値を信号として出力する演算手段と、演算手段の出力に基づいて出力信号に対応する数値を表示する表示手段とを含んで構成されることを特徴とする温度補正機能付膜式ガスメータ。
IPC (3件):
G01F 3/22 ,  G01F 1/00 ,  G01F 15/02
FI (3件):
G01F 3/22 A ,  G01F 1/00 W ,  G01F 15/02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • ガスメータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-123084   出願人:東洋計器株式会社

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