特許
J-GLOBAL ID:200903030385317656
大型車両用空気入りラジアルタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-049466
公開番号(公開出願番号):特開平10-324119
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 タイヤビード部の保護ゴム層に要求される種々の性能を併せ持つ、ビード部構造を提供することによって、繰り返しの圧縮変形を受ける苛酷な条件下での使用においても、十分なビード耐久性能を発揮し得る大型車両用空気入りラジアルタイヤについて提案する。【解決手段】 タイヤを標準リムに装着して内圧を充填した状態において、ビードヒール近傍からリムラインまでのタイヤの外側面に沿う領域に、100 %モジュラスが25〜40kgf/cm2 の保護ゴム層Aを設置し、この保護ゴム層Aのタイヤ幅方向内側からビードベースまでの領域に、100 %モジュラスが30〜50kgf/cm2 でかつ保護ゴム層Aより高い保護ゴム層Bを設置し、保護ゴム層Aのタイヤ径方向内側の端部を、ビードヒールの曲面のタイヤ径方向外側の終端とフランジの曲面の始端との間に配置する一方、保護ゴム層Bのタイヤ径方向外側の端部を、この端部とフランジの曲面の曲率中心とを結ぶ線分が、曲率中心を通ってタイヤ回転軸と平行の仮想線に対して、タイヤ径方向外側に20°以上の傾斜をもつ位置に配置する。
請求項(抜粋):
円筒状のクラウン部と、このクラウン部の両端から径方向内側へ向かってそれぞれ延びるサイドウォール部およびビード部とを、一方のビード部からクラウン部を通り他方のビード部にわたって延びるラジアルカーカスで補強した空気入りラジアルタイヤであって、タイヤを標準リムに装着して内圧を充填した状態において、ビードヒール近傍からリムラインまでのタイヤの外側面に沿う領域に、100 %モジュラスが25〜40kgf/cm2 の保護ゴム層Aを設置し、この保護ゴム層Aのタイヤ幅方向内側からビードベースまでの領域に、100 %モジュラスが30〜50kgf/cm2 の保護ゴム層Bを設置し、保護ゴム層Aのタイヤ径方向内側の端部を、ビードヒールの曲面のタイヤ径方向外側の終端とフランジの曲面の始端との間に配置する一方、保護ゴム層Bのタイヤ径方向外側の端部を、この端部とフランジの曲面の曲率中心とを結ぶ線分が、曲率中心を通ってタイヤ回転軸と平行の仮想線に対して、タイヤ径方向外側に20°以上の傾斜をもつ位置に配置したことを特徴とする大型車両用空気入りラジアルタイヤ。
IPC (2件):
FI (4件):
B60C 15/06 C
, B60C 15/06 F
, B60C 15/06 Q
, B60C 15/02 J
引用特許: