特許
J-GLOBAL ID:200903030417409728
FM-CWレーダ装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
高橋 省吾
, 稲葉 忠彦
, 村上 加奈子
, 中鶴 一隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-338460
公開番号(公開出願番号):特開2007-127664
出願日: 2006年12月15日
公開日(公表日): 2007年05月24日
要約:
【課題】 従来の波形発生回路では、波形整形の精度を高めるためにD/A変換器のビット数やサンプリングレート数を増やす必要があって、コストが高くなるという問題があった。【解決手段】 波形整形の精度を高める方法として、目標波形と出力波形の出力電圧の差が小さくなるように、D/A変換器の出力値の時間間隔を制御することで、出力波形の量子化誤差を小さくした。これによって、D/A変換器のビット数が少なくても高精度に波形を発生させることができる。また、この波形発生方法をレーダ装置の変調制御に適用することで、小型で安価な発振器の変調回路を構成できる。【選択図】 図6
請求項(抜粋):
周波数の時間変化が直線的に上昇および下降するように周波数変調された高周波信号を発生し、送信電波を送信するFM-CWレーダ装置において、
時間メモリと、
出力設定電圧値の入力に基づいてD/A変換を行うD/A変換器と、
上記D/A変換器が所望の出力電圧波形を得るように、上記時間メモリに離散的に記憶された各時間データを用いて、以下のステップ(a)乃至ステップ(c)の手順で、上記D/A変換器に順次設定入力される各出力設定電圧値の出力タイミングを制御するマイコンと、
上記D/A変換器の出力電圧波形に基づいて上記周波数変調された高周波信号を発振する発振器と、
を備え、
上記時間メモリは、上記所望の出力波形の近似関数を用いて、上記D/A変換器の最小量子化電圧の整数倍に応じて上記各出力設定電圧値に夫々対応して得られる、上記マイコンのクロック単位の整数倍に応じた各出力時間の時間差分を、夫々上記時間データとして記憶したことを特徴とするFM-CWレーダ装置。
(a)上記時間メモリから、順次上記時間データを読み出し、当該時間データを読み出す度に、経過時間のカウントを開始するステップ;
(b)上記ステップ(a)でカウントされる経過時間が上記読み出した時間データに至る毎に、上記D/A変換器に上記出力設定電圧値を設定入力するステップ;
(c)上記ステップ(a)、(b)の処理を所定回数順次繰り返すステップ;
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (15件):
5J022AB01
, 5J022BA02
, 5J022BA04
, 5J022CA07
, 5J022CA10
, 5J022CD02
, 5J022CD06
, 5J022CE01
, 5J070AB17
, 5J070AC02
, 5J070AC06
, 5J070AH25
, 5J070AH35
, 5J070AH39
, 5J070AJ13
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (5件)
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特開平3-018783
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信号発生回路
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-333792
出願人:ソニー株式会社
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特開昭61-144930
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