特許
J-GLOBAL ID:200903030420531933

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-342277
公開番号(公開出願番号):特開平10-185336
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 受液器3で気液分離された液冷媒を過冷却する過冷却器4を有する冷凍サイクル装置において、高負荷運転時における高圧制御を可能とする。【解決手段】 過冷却器4に流入する冷媒に乾き度を持たせて、過冷却器4に凝縮機能を持たせることにより、冷媒側の必要凝縮能力に対応する空気側放熱能力を過冷却器4による凝縮機能の分だけ増加できる点に着眼して、上記目的を達成する。すなわち、受液器3をバイパスするバイパス回路8を設けるとともに、このバイパス回路8に開閉弁9を設け、冷凍サイクル高圧が設定値まで上昇すると開閉弁9を開く。これにより、高負荷運転時には、凝縮器2から流出した乾き度を持った冷媒がバイパス回路8を通って直接、過冷却器4に流入し、凝縮器2と過冷却器4があたかも1つの連続した凝縮器と同等の状態になり、凝縮行程における空気側放熱能力が過冷却器4の能力分だけ増大しサイクル高圧が低下する。
請求項(抜粋):
ガス冷媒を圧縮し、吐出する圧縮機(1)と、この圧縮機(1)から吐出されたガス冷媒を冷却し、凝縮する凝縮器(2)と、この凝縮器(2)で凝縮した冷媒を貯留するととも、冷媒の気液を分離する受液器(3)と、この受液器(3)で気液分離された液冷媒を過冷却する過冷却器(4)と、この過冷却器(4)で過冷却された液冷媒を減圧膨張する減圧手段(5)と、この減圧手段(5)で減圧された気液2相冷媒を蒸発させる蒸発器(6)とを備える冷凍サイクル装置において、前記受液器(3)をバイパスするバイパス回路(8)を設けるとともに、このバイパス回路(8)に開閉弁(9)を設け、この開閉弁(9)を冷凍サイクルの高負荷運転時に開くことを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (3件):
F25B 1/00 381 ,  F25B 1/00 101 ,  F25B 6/04
FI (3件):
F25B 1/00 381 Z ,  F25B 1/00 101 Z ,  F25B 6/04 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 冷凍サイクル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-213810   出願人:株式会社デンソー

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