特許
J-GLOBAL ID:200903031090471846

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213810
公開番号(公開出願番号):特開平9-060986
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1997年03月04日
要約:
【要約】【課題】 凝縮部21、受液部23、過冷却部22を有する凝縮器2を有する冷凍サイクル装置において、高負荷運転時に、高圧圧力が異常上昇するのを防止する。【解決手段】 凝縮部21下流側を過冷却部22上流側に直接連通する連通路を設けるとともに、この連通路に、これを開閉する弁機構5を設け、サイクル高圧が所定値以上に上昇したとき弁機構5を開弁させる。これにより、冷凍サイクル装置の高負荷運転時には、凝縮部21から直接、過冷却部22に冷媒が流れ、過冷却部22が一時的に凝縮手段として作用することになり、凝縮能力が大幅に向上する。そのため、高負荷条件時にサイクル高圧が異常に上昇するのを防止でき、高圧カットスイッチの作動による冷凍サイクルの運転停止を未然に防止できる。
請求項(抜粋):
冷媒圧縮機(1)と、この冷媒圧縮機(1)から吐出されたガス冷媒を冷却、凝縮する冷媒凝縮手段(21)と、この冷媒凝縮手段(21)の下流側に接続され、冷媒の気液を分離する気液分離手段(23)と、この気液分離手段(23)の下流側に接続され、この気液分離手段(23)から導出された液冷媒を過冷却する過冷却手段(22)と、この過冷却手段(22)の下流側に接続され、この過冷却手段(22)で過冷却された液冷媒を減圧し、膨張させる減圧手段(3)と、この減圧手段(3)にて膨張した冷媒を蒸発させる冷媒蒸発器(4)とを順次接続した閉回路からなる冷凍サイクル装置において、前記冷媒凝縮手段(21)下流側を前記過冷却手段(22)上流側に直接連通する連通路(26i)と、この連通路(26i)を開閉する弁手段(55)と、この弁手段(55)を、サイクル高圧が所定値以上に上昇したとき開弁させる弁作動手段(51、510、6)と、を備えていることを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 304 ,  F25B 39/04
FI (3件):
F25B 1/00 304 H ,  F25B 39/04 Y ,  F25B 39/04 S
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 車両用冷凍サイクル装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-293000   出願人:日本電装株式会社
  • 特開平2-045218
  • 特開昭63-028718
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