特許
J-GLOBAL ID:200903030427284672
蓄圧式燃料噴射装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-318328
公開番号(公開出願番号):特開2006-125371
出願日: 2004年11月01日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】 インジェクタの個体差ばらつきや経時劣化を要因とする無効噴射パルス幅(TQ0)の変化を学習補正できるようにする。【解決手段】 エンジンの当該気筒についてのみ、メイン噴射の前に先立ってパイロット噴射を行う。そして、このパイロット噴射におけるパイロット噴射指令パルス幅(TQp)を、燃料噴射が成される噴射パルス幅から燃料噴射が成されない噴射パルス幅に向かうように強制的に変化(TQp3→TQp1:漸減)させる。この場合、実際に燃料噴射が成されると、燃料噴射による燃料流出に起因して圧力値の脈動が発生し、メイン噴射における実噴射量が変動する。これにより、エンジンの回転速度変動等の機関影響値が変化するため、この機関影響値を検出してこれが機関影響検出閾値未満となったときのパイロット噴射指令パルス幅(TQp)を無効噴射パルス幅(TQ0)としてデータ取得する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
燃料の噴射圧力に相当する高圧燃料を蓄圧するコモンレールと、
このコモンレールから燃料配管を経て供給される燃料圧力の作用に基づいて、燃料噴射量を制御するインジェクタと、
内燃機関の運転状態に対応して設定される要求噴射量に基づいて有効噴射パルス幅を算出し、この有効噴射パルス幅に、前記インジェクタの噴射開始遅れ時間に対応する無効噴射パルス幅を加算して最終的な噴射パルス幅を設定し、この噴射パルス幅の噴射パルス信号を前記インジェクタに与えるインジェクタ制御装置と
を備えた蓄圧式燃料噴射装置において、
前記インジェクタ制御装置は、
(a)噴射パルス信号を与えても燃料噴射が成されない噴射パルス幅から、噴射パルス信号を与えて実際に燃料噴射が成される噴射パルス幅に向かうように、噴射パルス幅を強制的に変化させる噴射パルス幅可変手段と、
(b)この噴射パルス幅可変手段による噴射パルス幅可変制御中に、前記インジェクタに噴射パルス信号を与えてから後の所定期間内における、前記コモンレール内の燃料圧力の脈動波の圧力振幅を検出する圧力振幅検出手段と、
(c)前記噴射パルス幅可変手段による噴射パルス幅可変制御中に、前記圧力振幅検出手段によって検出された、前記コモンレール内の燃料圧力の脈動波の圧力振幅が、所定値以上となったときの噴射パルス幅を前記無効噴射パルス幅としてデータ取得する無効噴射パルス幅記憶手段と
を備えたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (5件):
F02D 41/40
, F02D 41/38
, F02D 45/00
, F02M 45/04
, F02M 55/02
FI (5件):
F02D41/40 F
, F02D41/38 B
, F02D45/00 364K
, F02M45/04
, F02M55/02 350E
Fターム (48件):
3G066AA07
, 3G066AB02
, 3G066AC09
, 3G066AD12
, 3G066BA51
, 3G066CB12
, 3G066CC01
, 3G066CC06T
, 3G066CC08U
, 3G066CC14
, 3G066CC34
, 3G066CC68U
, 3G066CE13
, 3G066CE22
, 3G066DA01
, 3G066DA09
, 3G066DC04
, 3G066DC05
, 3G066DC14
, 3G066DC15
, 3G066DC18
, 3G301HA02
, 3G301JA15
, 3G301JA17
, 3G301LB11
, 3G301MA11
, 3G301MA26
, 3G301MA27
, 3G301ND21
, 3G301PB01Z
, 3G301PB08Z
, 3G301PE03Z
, 3G301PE05Z
, 3G301PE08Z
, 3G301PF03Z
, 3G384AA03
, 3G384BA13
, 3G384BA19
, 3G384DA04
, 3G384DA29
, 3G384DA35
, 3G384EA11
, 3G384FA06Z
, 3G384FA15Z
, 3G384FA20Z
, 3G384FA28Z
, 3G384FA58Z
, 3G384FA62Z
引用特許:
前のページに戻る